紀北町でカツオの生節作りが最盛期を迎え、魚をいぶす香りが港町に広がっている。 同町長島の水産加工業「 上保 ( うえやす ) 」では15日、長島港に水揚げされたばかりの約100匹をゆで、カシの木の煙でいぶした。従業員は一匹一匹骨を抜く作業に追われた。 今年の初ガツオは出だしが不調だったが、最近は漁がまとまる日もあるという。3代目社長の上野正典さん(52)は「脂がのっており、いい仕上がりになった」と話す。商品は紀北町の道の駅や県内のスーパーなどに並ぶ。
![港町に広がる薫香…紀北 : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7947642cf6e62df17847801d29badb633631bc01/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Fphoto%2F20170616%2F20170616-OYTNI50025-L.jpg)
■今後の見通し 4. クロマグロの完全養殖事業について 既述のように極洋<1301>では、2007年からクロマグロの養殖事業を手掛けてきた。天然の稚魚を採取して生簀に入れ、成魚に育てる事業では既に出荷が行われているが、人工の親魚から魚卵を採取してふ化させ、成魚まで育成する完全養殖には至っていなかった。しかし、いよいよこのクロマグロの完全養殖事業が最終局面(完全養殖成魚の初出荷)を迎えつつある。現在の予定では、今年末から来年初に初出荷の見込みであり、この初出荷に向けてグループ会社を含めて2018年3月期に約300百万円の投資を計画している。(上記の設備投資額参照) 結果的にどのようなマグロが出荷され、市場あるいは消費者からどのような評価を受けるかは未知数ではあるが、同社ではこの完全養殖マグロを積極的にブランド化することを計画しており、近い将来は鰹・鮪事業及び関連事業の大きな柱の一つになるのは
大船渡市大船渡町の大船渡魚市場(千葉隆美社長)で18日、今季初めて日曜日にカツオが水揚げされた。通常は日曜閉場だが、カツオを受け入れるため開場する「サンデーカツオ」。初夏の名物の到来に、関係者は盛漁への願いを込めた。 午前5時半ごろ、愛媛県愛南町の大型巻き網漁船第85天王丸(320トン、敷地広昭船長)が、宮城県の金華山沖で漁獲したカツオ5トンを水揚げ。銀色にしま模様が入った魚体が朝日に輝いた。 市場職員が大きさに応じて手早く選別。1キロ当たり211~900円で取引され、鮮魚出荷としてはまずまずの値が付いた。同日水揚げされたカツオは、主に首都圏に出荷された。 【写真=大船渡魚市場に今季初めて日曜日に水揚げされたカツオ=18日午前5時32分、大船渡市】
日韓の漁業交渉が決裂し昨年7月以降、双方の排他的経済水域(EEZ)で操業ができなくなっている問題で、韓国が漁獲割り当てなどを決める「日韓漁業共同委員会」の交渉再開を非公式に打診していることが17日、分かった。決裂の原因になった韓国の違法操業への対策がいまだに不十分で、日本政府は交渉再開に難色を示している。 日韓漁業協定では、漁船が移動する魚群を追って効率よく漁をするため相手国のEEZに入り込んで操業することを一定程度認めている。相手国のEEZでの漁期や漁獲枠については日韓漁業共同委員会で協議し、取り決めてきた。日本はサバ、韓国はタチウオ漁が主な対象だ。 決裂前の平成27年1月から28年6月までの期間では、相手国のEEZでの漁獲量は、それぞれ6万8204トンが割り当てられた。日本の韓国側EEZでの漁獲量は割り当ての5・8%にとどまったが、韓国は操業ニーズが高く54・8%に上った。 しかし、こ
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