仙台市の認定こども園で今月26日、園児15人が給食を食べた後に、じんましんなどの症状で医療機関を受診していたことが判明した。保健福祉センターの調査で、給食で出されたブリの甘酒味噌焼きから、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンが検出された。 集団食中毒が起こったのは、学校法人仙台みどり学園が、仙台市泉区野村で運営する認定こども園「やかまし村」。 仙台市によると今月26日午前10時50分から同午後0時半にかけて、給食を食べた園児ら146人のうち、2歳から6歳までの15人が、顔面が紅潮し、発疹が出るなどのじんましん症状を訴えて、医療機関を受診した。 病院から通報を受けた泉区保健福祉センターが調査した結果、ブリの甘酒味噌焼きからヒスタミンが検出されたことから、食中毒だと断定。 ヒスタミンは、マグロやカツオ、サバ、アジ、イワシなど、アミノ酸の一種であるヒスチジンを多く含む魚を常温で放置すると、細菌が
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