SENSEは私の反骨精神そのものでした。 26歳でマンションの一室で編集。 2000年9月に創刊。 結果はものの見事に失敗。 当時編集力に関して自信過剰なほど 強気であった私にとって、 この創刊号の売れ行き結果は 今でも忘れられないほど無残でありました。 翌2001年に3冊を刊行するものの、 そのほとんどすべての結果がぱっとせず、 早くも訪れた廃刊危機。 「もうどうにでもなれ!」的にやけくそ気味で作った 2002年のvol.5が発売後1週間で完売。 ファッション誌では珍しく重版という奇跡により、 会社的に首の皮一枚つながったのでありました。 しかしながら、広告営業に行っても ほとんどのクライアント及び代理店さん達には 興味を持っていただけない。 会ってももらえない。 そんな状況は2003年までほとんど変わりませんでした。 ただ、運がよかったのか、 創刊してから一度もSENSEを辞めようと思
![守谷聡『SENSE編集長退任』](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/074e1690d4a15ba350bc5de85b408eece6bc098a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstat100.ameba.jp%2Fspskin%2Fheader%2Ftalent%2Fs%2Fsense-roundhouse.jpg%3F20240523)