高橋成&トラン組、日本人初のペアでメダル 【拡大写真はコチラ】 ペアで3位に入った高橋、トラン組のフリー 「フィギュアスケート世界選手権第5日」(3月30日、ニース) ペアの高橋成美(20)=木下ク、マービン・トラン(21)=カナダ=組が189・69点で3位に入り、同種目の日本代表では五輪も含め史上初のメダルを獲得した。28日のショートプログラム(SP)で3位と好発進した高橋組は、フリーも自己ベストを10・12点更新する124・32点で3位だった。アリョーナ・サブチェンコ、ロビン・ゾルコビー組(ドイツ)が201・49点で2年連続4度目の優勝を果たした。 結成5シーズン目の若手ペアが日本スケート史に新たな歴史を刻んだ。20歳の高橋と21歳のトランが、フリーの自己ベストを10点以上更新する会心の演技で、日本代表初の表彰台だ。146センチ、35キロと小柄な高橋は「メダルは来年かなと思っていた。