ソチ五輪の昨シーズン、芸術性の高い演技と、個性豊かな語録で注目を集めたフィギュアスケートの町田樹選手。五輪には遠いと思われていた“第6の男”の位置から一気に駆け上がりソチ出場、続く初出場の世界選手権では銀メダルを獲得した。“結果を出す男”“言葉を持っている男”の哲学とは? 「競技も人生も、本にインスパイアされてきた」と語る町田選手に、本と、フィギュアと、町田樹の深い関係を聞いた。(後編:人生編) * * * ■“一流”から学ぶ 本番で力を発揮する方法 言葉を大事にするという町田選手は大の読書家である。『エデンの東』や『白夜行』など、愛読書からインスパイアされたプログラムを披露してきた。選手としての姿勢や生き方も、本から学ぶことが多いという。 「一流とはどういうことか、ということをよく考えます。僕はフィギュアスケーターとしても、人間としても一流になりたい。そのためにいろんな考え方や生き方を知
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