北海道で開催された国スポで無事優勝を果たし、大阪へと戻ってきた僕。 そこから滑走屋の全体練習が始まるまで2日間のオフがありましたが、もうこの時点でショーの準備は始まっていました。というのも事前に覚えるべき振付動画が送られてきていて、すでにやるべき宿題が山のようにあったんです。国スポでも出場するスケーターたちと「えぐくない?」ってずっと話していたのを覚えています(笑)。 終わってみればそんなことなかったなと思うんですけど、僕は最初からこのショーに対し、勝手に「責任」みたいなものを感じていました。 今回は初めてショーに参加するスケーターもたくさんいる。大ちゃんはショー全体のプロデューサーでもあるから絶対に忙しい。じゃあ間に入って誰がまとめるかってなったらそれは僕だろう、僕が引っ張っていかなきゃ始まらないだろうって。 そう考えていたので、正直にいうと滑走屋に入る前は怖さのほうが大きくて、あまり楽
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