江崎グリコは、1987年発売のガム「キスミント」の販売を打ち切る。すでに生産は終了しており、在庫がなくなり次第、店頭から姿を消す。清涼感のあるタブレット(錠剤)菓子などに押されてガム市場が縮小するなか、販売の回復は困難だと判断した。 キスミントを製造していた佐賀市の工場は2018年末に閉鎖する。別ブランドの機能性ガム「ポスカ」は他社に生産委託し販売を続けるが、ガムの自社生産からは撤退することになる。 キスミントは子ども向けが中心だった江崎グリコが中高生などの需要を狙って発売。唾液の分泌を促して口内が潤う独自の配合や、薄いカード形ケースなどが話題になり、ロングセラー商品となった。 だが、かんだ後に捨てる手間などが敬遠され、近年は若者を中心に「ガム離れ」が進んでいる。日本チューインガム協会によると、国内の17年のガム販売額は1005億円でピーク時の04年(1881億円)の半分近くまで縮小した。
関西電力によると、台風21号の影響による管内の停電戸数は8日午後1時現在、約4万3900戸となった。このうち約3万1000戸は、倒木や土砂崩れなどの影響で現地調査ができず、復旧の見通しは立っていないという。 長期化が予想されるのは、和歌山県が印南町や紀の川市などで約2万戸、京都府が京都市などで約5000戸、大阪府が泉佐野市などで約2400戸、奈良県が約2000戸、滋賀県が約1200戸、兵庫県が約200戸となっている。このほかの地域の停電は、数日中に解消される見込みだ。 一方、世耕経済産業相は8日午前、大阪市の関電本社を訪れ、岩根茂樹社長と意見交換した。岩根社長は「広範囲にわたる長期間の停電で多大なご迷惑をかけ、申し訳ない」と陳謝し、世耕経産相は「電気がなくて生活に困っている人がいる。できるだけ早い復旧を目指し、全力を尽くしてほしい」と求めた。
【読売新聞】 150年前の幕末・維新期に来日し、「激動の時代の目撃者」となった外国人少年写真家がいた。東京大学史料編纂所の古写真研究プロジェクトチームが少年の祖国・オーストリアで、少年が撮影・収集した多数のガラス原板を確認。8000
京都高島屋(京都市下京区)で31日、100体限定で客1人2体までを条件に受注販売された人形を男性客1人がすべて購入し、ツイッターなどで「転売目的の買い占め」などと指摘する書き込みが相次いだ。 人形は今後製作されるが、同店は「転売目的かどうかを判断するのは難しい」とし、予定通り引き渡すという。 京都市の玩具メーカーが開発した「スーパードルフィー」と呼ばれる精巧な人形で、大きな瞳の美少女の絵で人気を集めた画家中原淳一(1913~83年)のデザイン画を再現した。白いブラウスに赤いスカートを身につけた「ロリーナ」という女の子の人形(約65センチ)で、価格は1体12万4200円(税込み)だった。 京都高島屋によると、午前10時の開店前に約200人の行列ができ、1人2体分の整理券を先頭から50人に配布。この50人が複数のブースに分かれて購入手続きを進めたが、男性1人が各ブースを訪れ、すべての人の代金を
「思っていることを、そのまま言うようにしている」と宇野は自分の発言について語る。 だから、「僕にとって五輪は特別じゃないし、銀メダルも、ほかの試合とあまり違いを感じない」という感想も本音だろう。 SPで思った以上に消耗【スポーツ】
衆院選と滋賀県甲賀市議選の期日前投票所が設置されている滋賀県の甲賀市役所甲南庁舎で19日、“甲賀忍者”が1票を投じた。 忍者は、22日に東京都港区の増上寺講堂で開催される「甲賀流忍者検定」の実行委員会のメンバーら6人。【政治】
国の天然記念物に指定されている奈良公園(奈良市)のシカが観光客から菓子を与えられ、病気になるケースなどが相次いでいるとして、公園を管理する奈良県は、園内で販売されている「鹿せんべい」以外の餌付けを条例で禁止する方針を固めた。 公園のルールを定めた県立都市公園条例を改正し、違反者には5万円以下の過料(行政罰)を科すことを検討しており、2018年度からの施行を目指すとしている。 保護団体「奈良の鹿愛護会」によると、奈良公園には約1200頭のシカが生息し、芝や木の実、イネ科の植物などを主食としている。江戸時代からおやつとして与えられてきた鹿せんべいは、米ぬかや小麦粉を焼いて作られるため無害とされ、現在は愛護会の登録商標として、売店などで10枚入り(150円)で販売されている。
金沢駅など石川県内JR3駅の在来線改札口に1日、自動改札機が導入された。 従来の駅員による切符回収を惜しむ声が聞かれる一方、スムーズな改札を歓迎する利用者も多かった。JR西日本金沢支社は「初日は改札機の使い方がわからない人が一部にいたものの、目立った混乱やトラブルなどはなかった」としている。 1日から自動改札機の利用が始まったのは金沢、松任、小松の3駅。同支社によると、金沢駅はJR西管内の年間利用者トップ50(2015年度)の駅のうち、在来線改札口に自動改札機がない唯一の駅だった。また、県庁所在地の主要駅として自動改札機のない改札口があるのは、全国的にも珍しい存在だった。これまでは駅員の手により切符を回収してきた。 金沢駅では、金沢市の高校3年生の女子生徒(17)は「都会みたいで、スムーズに通れる。これまでは急いでいる時は、改札に列が出来て大変だった。でも、これからは駅員さんの『ありがとう
浅田選手が新しいブレードで臨んだグランプリシリーズ初戦・スケートアメリカの公式練習(10月20日、米シカゴで)=竹田津敦史撮影 フィギュアスケートの浅田真央選手(26)が、11日開幕のグランプリ(GP)シリーズ・フランス杯に出場する。今季、浅田選手の靴のブレードを手がけるのは、名古屋市の特殊鋼メーカー「山一ハガネ」。12月のGPファイナル進出をかけた戦いを、日本刀に用いられる強靱な素材で支える。(宮島出) 「本当によーく滑ります。問題ないです」 新しいブレードを試した浅田選手から8月、コーチの小塚嗣彦さん(70)に滑り心地を伝えるメールが届いた。「耐久性があり、膝や腰への負担が軽くて、よりスピードのある滑りができる」という。同社が3年前から開発を進めて仕上げ、今季から五輪のメダリストでは初めて浅田選手が使い始めた。 ブレードと靴底の固定部分を9キロの塊から削り出した一体型で、素材は企業秘密
全国17都府県のコンビニの現金自動預け払い機(ATM)約1400台で今月15日、偽造クレジットカードとみられるカードが一斉に使用され、総額約14億4000万円が不正に引き出されていたことが捜査関係者への取材でわかった。 約2時間半の間に、100人以上の犯人グループが各地で引き出したとみられる。南アフリカの銀行から流出したカード情報が使用されており、警察当局は背後に国際犯罪組織が関与しているとみて、海外の捜査機関と連携して捜査を進める。 捜査関係者によると、不正に現金が引き出されたのは、東京、神奈川、愛知、大阪、福岡など17都府県のコンビニに設置されたATM。日曜日だった15日の午前5時過ぎから8時前までの約2時間半の間に、計14億4000万円が引き出された。
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