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ブックマーク / politas.jp (6)

  • 「誰も政治を教えてくれなかった」人たちへ(出口治明)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか

    この記事はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際ライセンスの下に提供されています。 このテキストの印刷用PDFはこちらからダウンロードできます。 自分のアタマで考えよう 最近の日お金がある人とない人の格差が大きくなり、若者や子どもの貧困が問題になっています。現在貧困に近い生活を送っている人は、どうやってそこから抜け出せばいいのでしょうか。 私が代表を務めるライフネット生命には、高校を中退して働いていたものの、通信制の高校に通い単位を取得、その後、一念発起して大学試験を受けて大学に入り、入社した社員がいます。 しかし、身も蓋もない言い方ですが「受けた教育のレベルが低いと、いい仕事につける確率はぐんと低くなる」というデータがあるのも事実(労働政策研究・研究機構「ユースフル労働統計2015」)。中卒と大卒とでは、生涯賃金に1億円近い差があるのです。 この国には小学校にも行けていない子ど

    「誰も政治を教えてくれなかった」人たちへ(出口治明)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
  • 死して首相は愚痴を残す(谷川俊太郎)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ

    昨日まで私は日国の首相でしたが、今日はもう首相ではありません。と言っても辞任したわけではなくて、暗殺されたんです。で、今日は首相ではなく死人として、もとい詩人として、じゃなかった私人として一言申し上げます。 日清、日露、日支のあと、真珠湾奇襲で始まった戦争に負けてから70年ですか、生きてたら私はこの世に生まれて83年、戦後70年と生後83年、どっちの年月が大事かと言えば、これはもう言うまでもなく自分の生後83年のほうが大事。 で、83年生きた経験で言えば、いくら反対しても戦争はなくせない。首相在任中は私もいろいろきわどい手をうちましたが、あれは戦争したいがための手ではないつもり。新聞テレビや人には言えない内緒事がいっぱいあるんですよ、複雑な意見、いや利害の網の目に捕らえられて四苦八苦。 とは言え首相なんてやってると、つきあう相手がほとんどハイソの人たちです。どうしてもそっちに引っ張られる

    死して首相は愚痴を残す(谷川俊太郎)|ポリタス 戦後70年――私からあなたへ、これからの日本へ
    electromancer
    electromancer 2015/08/12
    それ程長くない文章なのに色々と考えさせられる。やっぱり長年言葉を使って表現してきた人はすごいなぁ。
  • 最近の再稼働のお話と、覚めない「もんじゅの夢」のこと。(もんじゅ君)|ポリタス 原発“新設”の是非

    最近の原発のあれこれ こんにちは。ボクは福井県敦賀市に住んでいる、高速増殖炉のもんじゅ君。高速増殖炉なんてちょっとむずかしい名前をしているけど、原発のなかま(ただし落ちこぼれ)って考えてね。 この記事では、最近の原発再稼働に向かう道すじのあれこれと、それにからめて「あれっ、そもそも高速増殖炉もんじゅってなんだっけ?」「核燃料サイクルってなんのこと?」ってお話をしたいんだ。 さて、ことし(2015年)の3月11日を過ぎてまもなく、たてつづけに「ふるい原発が廃炉になる」というニュースが大きく報じられたんだ。 3月11日以降というタイミングからは、そのとき「東日大震災の起こった日に原発問題が話題になるのは避けたかったのかな」「それでいて3月のうちにいろいろと決着をつけて、原子力行政として年度内に一定の進捗がいった、という結果にしたいのかな」と、ふたつ考えが頭をよぎったんだけども……。 「廃炉」

    最近の再稼働のお話と、覚めない「もんじゅの夢」のこと。(もんじゅ君)|ポリタス 原発“新設”の是非
    electromancer
    electromancer 2015/06/12
    もんじゅ君の話、すごくわかりやすかった。原発の廃炉と再稼働案はこんなふうにつながってるのね。あと高速増殖炉がやめるにやめられない大人の事情も。
  • 東日本大震災の復興と近未来への備え(塩崎賢明)|ポリタス 3.11から未来へーー困難と希望

    東日大震災から4年が経つ。日々のテレビや新聞では震災が様々に取り上げられ、人々をあの日に連れ戻す。亡くなった人を偲び、命の大切さを改めて認識させられる。しかし、大概のマスコミは節目の時期にこそ大きく取り上げるが、すぐに日常に戻り、徐々に震災は遠のいていく。 追悼や鎮魂や、命の大切さの強調は大事だと思うが、しかし、同時に重要なことは生き延びた人々の生活再建であり、また近い将来襲ってくるより強大な災害への備えである。それは、3.11で犠牲となった人々が望んでいることでもあるだろうし、追悼や鎮魂を具体的な形にする道でもある。 減災――震災の被害をおさえる この国では地震はいつどこで起きてもおかしくない。そしてそれを止めることはできない。我々にできるのは被害を最小限に抑えることである。それを「減災」というが、そのためには、災害の前後の3段階で被害をくいとめなければならない。 第1は地震が発生する

    東日本大震災の復興と近未来への備え(塩崎賢明)|ポリタス 3.11から未来へーー困難と希望
    electromancer
    electromancer 2015/03/18
    神戸もまだ復興しきれていないのは意外だった。ただやみくもにハコモノを作ればいいというわけではなく、そこでどのように生活していくかが大事なんだな
  • 復興への道をひた走る――「商人の町」女川の挑戦(岩本室佳)|ポリタス 3.11から未来へーー困難と希望

    東日大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県牡鹿郡女川町。県北東部、北上山地と太平洋が交わる美しいリアス式海岸を望む小さな港町が、今注目を集めている。東北の被災地では生活基盤の再建が今なお困難を極め、多くの被災者が仮住まいを強いられているなか、女川で民間がリードを握る復興計画が進んでいた。なぜ女川だけが、巨大防潮堤を選ばなかったのか――海と共に生きる道を取ったその独自の取り組みを取材した。 女川復興のシンボル、多機能水産加工センター「マスカー」 2012年10月、女川町に津波を受け流す新しい構造の水産加工センター「マスカー」が完成した。潮の満ち引きを利用する中東カタールの伝統漁法から命名されたこの冷凍冷蔵庫は、東日大震災の被災地復興支援プロジェクトに資金を援助するカタールの基金から20億円の資金助成を受け建設された。日有数のサンマ漁獲量を誇り、町内総生産90%を水産業が占め、人口の半分が水

    復興への道をひた走る――「商人の町」女川の挑戦(岩本室佳)|ポリタス 3.11から未来へーー困難と希望
    electromancer
    electromancer 2015/03/13
    防災ではなく減災という考え方、街がコンパクトであること、60代は20年後の評価に責任が取れないから口を出さず若者に任せる…。いろんなことが相乗効果で上手くいっている。すごい。
  • 【総選挙2014】一羽の鳥について(あらゆる選挙に寄せて)(いとうせいこう)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来

    この記事はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際ライセンスの下に提供されています。 この記事についてのいとうせいこうさんからのメッセージはこちら。 印刷用PDFはこちら。 撮影:初沢亜利 自分一人が投票したところで何も変わらない、と多くの人は思う。選挙を前にして自分が無力であると感じる。その感覚に傷ついて無関心になる人もいる。 だが、「自分一人が投票したところで何も変わらないと思う一人」が投票すると社会が変わる。 私は何度かそういう選挙を見てきた。 デモも同様である。 「私一人が出かけようが出かけまいが何も変わらないと思う」人が実際に出かけると、それが膨れ上がる列になる。 その時、世界は何かしら変わる(ただし根的に私は、変わろうが変わるまいが思ったことを主張しに出かければよいだけだと考えるのではあるが。そもそも世界を変えたい場合、有効性ばかりを先に考えることは無意味だ。なぜなら変わ

    【総選挙2014】一羽の鳥について(あらゆる選挙に寄せて)(いとうせいこう)|ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
    electromancer
    electromancer 2014/12/03
    ”「自分一人が投票したところで何も変わらないと思う一人」が投票すると社会が変わる。”若者の投票率が上がれば年寄り優遇の政策ではなく若者に向けた政策が増える。
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