6月16 グリーンパラドックスって本当? という質問に対して(その7:終わり) カテゴリ:エネルギー さて、考察です。 チェコの場合はそれほど当てはまらないとしても、一般論としてのグリーンパラドックスについてですが、以下のようなケースでは(理論的には)確かに存在するように思いますし、それを克服するべく技術革新が必要だとも思います。過去には、オイルショックの際には、現実に生じて、OPECが大慌てした歴史的な事実もあるかと私は記憶しています。 1.省エネ行動、新しいエネルギー源のシフト、省エネ技術の推進などによって、化石エネなどの既存エネの需要(あるいは先行きの需要の圧力予想)が減少し、価格が下落し、 2.全体量としては需要は減少したままではあるが(これは大事)、下落した単価によって、これまでその化石燃料に手が届かず使用してこなかった省エネ技術などの行き届いていない途上国などで需要は一部上昇。
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