経済産業省は平成22年度(2010年1月~12月)の「電子商取引に関する市場調査」を実施。6月2日、その結果が公表された。 調査の正式名称は「平成22年度我が国情報経済社会における基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」で、我が国電子商取引市場の実態並びに、日本、米国、欧州主要各国、アジア主要各国におけるインターネットビジネスの実態について分析したもの。調査は平成10年から毎年実施しており、時系列での動向も見ることができる。 日本のBtoC EC市場規模は、7.8兆円に。 平成22年度(2010年)の日本のBtoC EC市場規模は、7.8兆円(前年比16.3%増)となった。また、ECの浸透を示す指標であるEC化率も、約2.5%(前年比約0.4ポイント増)へと継続して上昇している。 すべての業種において、EC化率は上昇。 ほとんどの業種で前年に比べて市場規模が増加。特に小売業(医薬化粧品小
「とりあえず、このあたり押さえておけば」的リストです。 もし、よろしければ、どうぞ。 ECサイトのお手伝いをしているクライアントさんから、「話題のフェイスブック活用について、最近の状況がさらっとわかるような情報源を、リストにして送って欲しいんだけど・・・」と頼まれた。 「悪いけど、今日中にね。」 どうやら、週明けの社内会議のため、土日でひととおり状況を把握しておきたいということらしい。さらっとわかる、と言われてもなぁ。でも、まっ、仕方ないか・・・。 ということで、作成したリスト。ピックアップも、「さらっと」レベルですが、せっかくなので、もし、他にもご参考になる方がいらっしゃればと思い、以下に掲載します。 最近発売の雑誌 週刊 ダイヤモンド 2011年 1月29日号 「フェイスブックの旅」という特集が組まれていました。 週刊エコノミスト2011年2月1日号 こちらは、「フェイスブッ
世界と比べて、特徴はあるのだろうか? 例えば、日本人は、世界の中でも「品質にうるさい」と言われる。ECの場面においても、日本人特有の意識はあるのだろうか?海外とのデータ比較というかたちで、まとめてみようと思う。 日本の消費者は控えめ? 正確なデータは見つからなかったし、商品分野にもよるだろうが、一般に、通販における欧米の返品率は30%前後。これに対し、日本の返品率は平均すると3%程度で世界一低いと言われる。最近は、日本でも返品率は徐々に上がっているといわれるが、それでも国際的に見れば低いことには変わりがない。 欧米では色、柄、サイズなど複数注文して、自分の気にいった商品だけを残し、気に入らないものは返品するという購買慣習がある。そのために返品が多く、欧米の通販では、それを前提に巨大な返品専用施設を構えていたり、返品処理を代行して受託する専門業者も存在するようだ。 それに対して、日本での返品
1月6日の11時から15時まで、良品計画がフェイスブック限定のタイムセールを実施した。無印良品のファンページのファンが1万名を超えたのを記念したもので、その時間だけ「タイムセール」というタブが出現した。 ------------------------------ フェイスブック限定タイムセールの概要 http://www.facebook.com/event.php?eid=161264303919934 ------------------------------ 2010年2月には、無印良品のツイッターのフォロワーが1万5,000名を超えたのを記念してツイッター限定タイムセールを実施したことがある。そのときは4時間で590点、約60万円を販売している。 ------------------------------ 良品計画の風間公太氏の講演資料 http://www.slidesh
動画に関してはフォーマットの話だとか、Youtubeの効果が薄れてるなんて話が話題になっているけれど、いやいや、動画っていうのがコマースで今きてる!ってお話があったのでご紹介します。昨月開かれた”Streaming Media West”というイベントではもっぱら、コマース業界で動画がいかに重要であるかという話で盛り上がったそう。スピーカーの1人にZappos.comのコンテンツチームのシニアマネージャーRico Nasol氏もいた。 Streamingmedia.comのインタビュー動画を聞いて内容を拾ってみたました。箇条書きでどぞ。 最初に動画を始めたのは2009年の11月くらい リテールでは動画はまだ多くなかったけれど、何でも中でやる方針だから社内で商品動画を作るようになった 簡単な説明動画がある商品のコンバージョンは、動画がない商品に比べて6-30%高い 来年終わりにはザッポスの専
ECに取り組む皆さんにとって、今年はどんな1年でしたか? そして、来年への意気込みは? 通販市場全体の伸びは鈍化しているといわれる中で、ネット通販だけは2桁成長を続け、その健闘が通販市場を牽引していると言われている。今年2月には、EC事業者が中心となって活動を行う業界団体「一般社団法人eビジネス推進連合会」も発足し、「業界」と言えるまでに、この分野が成長したことの、ひとつの証となった。 しかしながら、価格競争や、送料無料化の流れなど体力勝負となった側面もあり、今年は、ショップオブザイヤーなどに輝いた有名ネット販売企業の倒産や、事業売却なども目に付いた。中味を見れば、ネット通販市場の競争はますます激化してきているとも言える。そんな背景のもと、今年を振り返りつつ、来年に向けてのECの動向をまとめてみた。 1.アマゾン独走? 「総合」ECでは、やはりアマゾンジャパン独走の感がある。品揃えの拡充を
ギフトを取り巻く、ECサービスいろいろ。 クリスマスも近づきプレゼントの季節になりました。みなさんは、普段どんなプレゼントをしていますか?今回は、ネットとギフトについて、まとめてみます。 「贈答品」から「プレゼント」へ。伸びるパーソナルギフト市場 矢野経済研究所によると、2008年のギフト市場は17兆300億円、前年比100.4%。微増傾向で推移していると報告されている。「お中元・お歳暮等の儀礼的贈答は減少しているものの、カジュアルなパーソナルギフト市場が拡大しているため、市場規模は微増とはいえ、前年実績を上回った。2009年も前年比微増で推移する見込み」とのことである。 キーワードは「カジュアル化」。「贈らなければならない」という「建前」ギフト(=義務的・形式的な「贈答品」)から、贈りたい人・大切な人が本当に必要としている品、喜ぶ品を心を込めて贈る「本音」のギフト(=コミュニケーションツ
消費インサイド 今の世の中、いったいどんな商品やサービスが流行っているのか? それを日々ウォッチすることは、ビジネスでヒントを得るためにも重要なこと。世間でにわかに盛り上がっているトレンド、これから盛り上がりそうなトレンドを、様々な分野から選りすぐってご紹介します。 バックナンバー一覧 楽天株式会社がこの10月に「楽天24」というサービスを始めた。楽天市場に出店している複数の店舗の商品をサイトにまとめて陳列し、購入者には一括配送するというもの。別々に決済し、異なる日時に受け取るという面倒がないのはうれしい。 また、各店舗から人気商品や定番がセレクトされているのもポイントだ。たとえば、人気ブランドのミネラルウォーター500ミリリットルが24本で980円と、価格面でも健闘している。 このサービスは、食品、雑貨、化粧品、そして家電消耗品など、日常生活で使う多くの商品を網羅している。郊外の大型スー
「YOUR BOUTIUE」とは、自分の好きな色やスタイル、柄、デザイナなどの情報と、嫌いな色やスタイル、柄、デザイナなどの情報を登録すると、それぞれのためのパーソナルなブティックを作ってくれる機能。さっそく、実際に登録して自分のブティックをつくってみた。 好き嫌いをチェックしてメンバー登録すると、即座に私のブティックが出来た。私のために選ばれた服、靴、スタイル、バッグなどが並んでいるのだが、これは、単純なレコメンドの域ではないということが、それを見てわかった。 感性と、高度な機能がアルゴリズムを通じて融合し、新しい利用体験を提供。 ThechCrunchは、「Boutiques.comについて、このように賞賛している。 Googleは、ビジュアル検索エンジンでファッション中心のショッピングサイトのネットワークでもあるLike.comを買収したのだ。そして今日(米国時間11/16)、つ
最初に結論を。 いまのお客さんにひとりずつ紹介してもらう。それだけです。 新規顧客と既存顧客 ぼくはいつも「売上を倍にするには、いまのお客さんがひとりずつ友だちを紹介してくれればいい」とシンプルに考えるようにしています。 そこをスタートにして、じゃあどうすれば紹介していただけるのかとか、紹介しやすくなるかを考えます。もちろん現実的には誰も紹介してくれない人もいらっしゃるし、ひとりで何人も紹介してくださる人もいらっしゃるでしょうから、「ひとりずつ」にそこまで強いこだわりはないのですが、あくまでも考え方としては常に持っています。 1:5の法則 一般的に「新規顧客を獲得するコスト(CPO)は既存顧客を維持するコストの5倍かかる」という話があります。誰が言ったのかはよくわかりませんが、有名ですね(ほんとに誰が言ったんだろう)。 この「5倍」の部分は業種業態や扱う商材によって2倍になったり6倍になっ
ビルコムは18日、「iPad利用実態」に関する調査結果を公表した。8月9日~10日の期間に、iPad所有者412名を対象として行ったもの。 それによると、「iPadアプリを通じて、有料の商品を購入または予約したことはありますか」という質問で「ある」と答えたのは44.4%だった。また「iPadアプリを通じて、有料の商品を購入または予約したいと思いますか」という質問で「非常にそう思う」と答えたのは13.8%、「そう思う」と答えたのは46.8%で、計60.6%に上った。 iPadを利用して商品を購入した理由については、「iPadの操作性がいいから」と答えた人は54.1%、「iPadアプリの画面サイズで、商品が細部までしっかりと見えるから」と答えた人は41.0%、「iPadの画像が美しく、商品がキレイに見えるから」と答えた人は40.4%だった。 「iPadの無料アプリと有料アプリのダウンロード比率
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