2013年04月25日18:06 カテゴリコンピューター将棋 第二回電王戦 NHK「情報まるごと」の三浦弘行 電王戦について語りたい事は山ほどある。同時に、書きにくいことも同じくらい多い。そして既に多くのことが語られすぎている。 第五局を受けて、NHKの昼間の情報番組「情報まるごと」で三浦弘行のインタビューがあり、大変興味深かった。 既報の通り第五局はGPSの圧勝だった。あの将棋は、三浦がGPSの攻めを引っ張り込みに行き、攻めがつながる受けきるかという勝負になった。だから投了図が一方的だとしても、結果としては「仕方ない」という言い方も出来る。しかし、あのGPSの指し方には「たまたま攻めがつながってしまった」では決して済まされない凄みがあった。 三浦の具体的な発言をきいてみよう。 「序盤で有利な態勢を築いておいて、中終盤でコンピューターの計算能力が及ばない、もう追いつかない、そういった局面に