【ワシントン=望月洋嗣、ニューヨーク=中井大助】オバマ米政権が、機密情報を流出させた政府関係者を、スパイ防止法違反容疑で次々に摘発している。28日までに米軍の元最高幹部も新たな捜査対象に浮上した。 トピックス「米国家安全保障局」 米国家安全保障局(NSA)の機密文書を流出させたエドワード・スノーデン容疑者(30)への訴追にも世間の視線が集中。過去の政権より格段に厳しい取り締まりぶりを批判する声も米社会から出ている。 米メディアによれば、米司法当局が捜査しているのは、米軍制服組ナンバー2の統合参謀本部副議長を務めたカートライト元海兵隊大将。オバマ大統領の信頼が厚く、米軍制服組トップの統合参謀本部議長への登用も有力視された人物だ。 続きを読む関連記事エクアドル、米国の関税優遇放棄 CIA元職員亡命巡り6/29「法律破ったが国民裏切ってない」スノーデン容疑者の父6/29米、CIA元職員巡りロ