コロンビア・セロゴルドの山岳地帯で、ブラジルのサッカー選手を乗せて墜落したラミア・ボリビア航空機の事故現場で犠牲者の遺体を捜索する救助隊員(2016年11月29日撮影)。(c)AFP/Raul ARBOLEDA 【12月9日 AFP】ブラジルのサッカー選手らを乗せたチャーター機がコロンビアで墜落し乗客乗員71人が死亡した事故で、ボリビア航空当局の女性職員が、事故機の離陸前に飛行計画の問題点を報告していたにもかかわらず上司から内容の一部を隠蔽(いんぺい)するよう圧力をかけられたと主張していることが分かった。8日、ボリビア紙エルデベル(El Deber)が報じた。 同紙によると、ボリビア航空当局のセリア・カステド(Celia Castedo)氏は、墜落したラミア・ボリビア航空(LAMIA Bolivia)のチャーター機には目的地までぎりぎりの燃料しか積まれていない点を問題視し、報告を上げていた