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ブックマーク / machida77.hatenadiary.jp (36)

  • トマトとジャガイモがイタリアで食べられるようになったのはいつ? - 火薬と鋼

    ビッグコミックスピリッツ連載の漫画『バンビーノ!』の先週の話にトマトがないの時代のイタリア料理という内容があり、それに関連してその時代の料理としてジャガイモの使用が妥当かどうかが話題になっている。 ・漫画「バンビ〜ノ!」のミスに感じた「料理の定義」の難しさ - バッタもん日記 ・【バンビーノミス疑惑】トマト料理に使わないけど無いけどじゃがいもは使う時期って無かったっけ? - 情報の海の漂流者 自分がこのトピックで思い出すのは『マリー・アントワネットの料理人』(原作・白川晶、作画・里見桂、集英社)で、主人公の料理人が当時ヨーロッパではべられていなかったトマトを使ってスパゲティを作る話だ。 マリー・アントワネットの料理人 2 (ジャンプコミックス デラックス) 作者: 里見桂,白川晶出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/04/04メディア: コミック クリック: 148回この商品を

    トマトとジャガイモがイタリアで食べられるようになったのはいつ? - 火薬と鋼
    emiladamas
    emiladamas 2012/07/03
    関係無いが、中世風ファンタジーでジャガイモの有無が話題になる事が稀にあるけど、むしろ出さない方が考証的に無理があるのかもなと。
  • ファラデーもベンジャミン・フランクリンもそんな事は言ってない - 火薬と鋼

    はやぶさ2について、松浦氏のブログに今後の計画が危ぶまれている現状についてのエントリが掲載された。 はやぶさ2、予算の危機について: 松浦晋也のL/D JAXA内ではこの件がどのような認識になっているのかも気になるところだ。 はやぶさ2の継続は私も希望しているが、この記事に気になる部分があった。 ファラデーの逸話(野田篤司 (@madnoda) on Twitter) ファラデーの逸話『「磁石を使ってほんの一瞬電気を流してみたところで、それがいったい何の役に立つのか」と問いかけた政治家に対し、「20年もたてば、あなたがたは電気に税金をかけるようになるでしょう」とファラデーは答えたという』出典元:電気史偉人辞典 この話、何かに似ていないだろうか。 かつて事業仕分けの批判で引用された、ベンジャミン・フランクリンの逸話である。 あのときの事業仕分け人に教えるべき、昔の偉人の回答 ベンジャミン・フ

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  • 対ゾンビ用の弾が発売された - 火薬と鋼

    アメリカを中心にゾンビブームはとどまることを知らない。特に近年、「実際にゾンビがいたら」という仮定に基づいたネタが多く、書籍や装備、武器などでゾンビ対策を謳ったものが数多く存在している。 そんな状況を反映してか、ついに対ゾンビ用の弾まで発売された。Hornady社の"Zombie Max"シリーズだ。 http://www.hornady.com/in-the-news/latest-news/zombie-max-ammunition ポピュラーな拳銃弾、ライフル弾、ショットシェルがラインナップとなっている。 当にゾンビに有効かどうかは分からないが、今やこういう名称や宣伝が有効なほどゾンビ対策が広まっていると考えられているのは間違いない。 それにしても、ロメロのにはともかく、バタリアンのゾンビには効かなそうだ。

    対ゾンビ用の弾が発売された - 火薬と鋼
  • ある懐疑論者が育つまで - 火薬と鋼

    最近、いくつかのブログで科学コミュニケーションの話題から、いかにトンデモ情報から脱したかの経験を記すことで何らかの参考となるプロセスを示すという話が生まれた。 発端 メモ:サイエンスコミュニケーションと科学者/研究者/専門家に何を求めるか問題 - 誰がログ ばらこさんの提案 サイエンスコミュニケーションで素人にできることを考える(改題)(2) - ばらこの日記 TAKESANの事例 或るトンデモ支持者の履歴――科学的懐疑主義に目覚めるまで(2011年7月19日追記): Interdisciplinary どらねこさんの考察と事例 サイエンスコミュニケーションで自分なりに考えていること - とらねこ日誌 lets_skepticさんの事例 信奉者だった僕はどのようにして懐疑論者と呼ばれるようになったか - Skepticism is beautiful 自分も色々と思うところがあるので書いて

    ある懐疑論者が育つまで - 火薬と鋼
  • 実用品としてのリボルバーの現在 - 火薬と鋼

    http://bipblog.com/archives/3385874.html こんなまとめがあった。ある程度知識がある人には心底どうでもいいレベルの掛け合いなので、あえて読まないほうがよい。 このブログではリボルバーについてまとめて書いたことはなかったので、実用品としてのリボルバーについて解説してみよう。フィクションで銃を扱っている人にも何かの参考になるはずだ。マニアには既知の話ばかりなので退屈かもしれない。 リボルバーの長所から見る実用性 リボルバーの長所には以下のようなものがある。 (1) 動作不良を起こしにくい リボルバーは、弾詰まりやスライドの閉鎖不良などのトラブルが起きない。 また、仮に弾の不発があってもトリガーをもう一度引けば(普通のダブルアクションのリボルバー)なら、次の弾を撃つことができる。オートのようにリカバリーに手間取ることもない。 これが最大のメリットである。ただ

    実用品としてのリボルバーの現在 - 火薬と鋼
  • 空気としての原発容認 - 火薬と鋼

    東日大震災と福島原発の問題に絡んで、何か書こうと思っていたのだが、考えがまとまらない。思いつくままに書いておく。 私は福島県の出であり、実家もそこにある。 実家は福島市の西部で、原発から近くはない。しかし同じ県内ゆえに原発の宣伝について目にする機会は多かった。福島にいた当時、科学的な知識はたいしたものではなかったが、原発推進のいかがわしさに反発、それを端緒に原発には一貫して反対派である(技術的な事はずっと後に学んだ)。大学でたまたま原発反対派の研究者の講義を取ったこともあるが、陰謀論にはまりこんだ人で信頼できなかった。反対派に信頼性の低い(むしろマイナス)という人々がいる事については、その人に限った話ではないが、色々と知っている。しかし反対派は信頼できる人もできない人も影響力は限られている。 これまで日では基的に原発は容認されてきた。電力会社、政治家のように明らかに推進を目指す人々も

    空気としての原発容認 - 火薬と鋼
  • フィクションにおけるナイフ格闘のリアリティとリアル - 火薬と鋼

    肩の調子が悪くてトレーニングに行けないので時間ができた。 以前から書こうと思っていたフィクションのナイフ戦闘について、簡単な解説と現実の技術を取り入れる可能性を書いておこう。 戦闘シーンのナイフ アニメやゲーム漫画小説と様々なフィクションでナイフが登場する。 しかし実際のナイフ格闘の技法が使われる事は少なく、リアリティを詰める方向性の作品でもなかなかちゃんとした技術は登場しない。理由は色々あるだろうが、他の格闘技・武術と比べて他の創作に登場する機会も現実の世界で見る機会も限られているからだろう。 単純に出番が少ないというのもあるかもしれない。また、フィクションにおけるナイフと言えばチンピラ、ゴロツキの武器か、兵士、殺し屋の武器であり、他の格闘技や武術のように丹念に技を描写するのに向いていないこともある。 しかし例えば兵士・元兵士、殺し屋といったプロフェッショナルの描写として、フィクショ

    フィクションにおけるナイフ格闘のリアリティとリアル - 火薬と鋼
  • USBを悪魔の印とした教団は存在するのか - 火薬と鋼

    先日、ブラジルのキリスト教原理主義者団体がUSBを悪魔崇拝者の陰謀だとした記事がネットに流れた。 http://alfalfalfa.com/archives/1471806.html ブラジルの福音派キリスト教団、USBのマークは悪魔の刻印であるとし使用を禁止 : カラパイア USBのマークは悪魔の槍の印だというのだ。宗教団体にはときに突拍子もない主張をする人間がいるから、これもその類のニュースかと思われた。しかし私はこの記事を読んでいてどうにも疑わしく思えてきた。Bluetoothはキリストの目が青いから大丈夫とか、あまりにオチがうまく出来すぎている。それとコンピュータ技術を悪魔と結びつけた怪しいニュースは過去に前例がある。 悪魔が宿るコンピュータ 2000年3月頃から、コンピュータに悪魔が宿るという主張をした人物の情報がネットに流れた。 一例 Digital Demons Jim P

    USBを悪魔の印とした教団は存在するのか - 火薬と鋼
  • 今こそホメオパシーの図書館分類を見直す時 - 火薬と鋼

    偽薬以上の治療効果がないにも関わらず広まっている代替療法・ホメオパシーについて、日学術会議が否定の会長談話を出してから様々な動きがみられる。 談話: 「ホメオパシー」についての会長談話 - 日学術会議 (PDF) 報道: http://www.asahi.com/national/update/0824/TKY201008240373.html アピタル(医療・健康・介護):朝日新聞デジタル 談話の公開後、日医師会、日医学会、日歯科医師会、日歯科医学会、日獣医師会、日獣医学会、日薬理学会、更に日助産師会もこの談話に対して賛同を示しており、医療におけるホメオパシーの価値の否定が初めて広く一般に曝け出された。 ここで一つ提案したいことがある。 ホメオパシーの図書館における扱いについてだ。ホメオパシーは日図書館では日十進分類の492.3(化学療法. 薬物療法)に分類され

    今こそホメオパシーの図書館分類を見直す時 - 火薬と鋼
  • 集団で戦え~第二次大戦の銃剣集団戦術から~

    集団戦術を描かないフィクション 以前、あるイベント会場でナイフに関する現実とフィクションの話を来場者とした。色々な話をしたが、その中の一つに「集団戦闘をどう描写するか」という話題があった。 日漫画ゲームでは、軍事的な知識に基づく集団戦闘をうまく描写した作品は少ない。例えば多人数でも一対一を繰り返すか、全員が同時に同じ動きをする。たまにコンビネーションを駆使する敵がいたとしても、それは集団戦闘に慣れている軍人ではなく兄弟や双子のような出自が理由にされている。 実際には銃撃戦でも白兵戦でも、警察や軍では互いにサポートし合う戦術をとる。銃のマガジンチェンジの際に他のメンバーがカバーする、警戒する範囲や攻撃方向を振り分ける、といったように。 軍の近接戦闘向け技術と民間向けの格闘技の大きな違いもそこにある。格闘技で、味方複数で敵一人を倒す技術を習う人がいるかどうかを考えれば容易に理解できるだろ

    集団で戦え~第二次大戦の銃剣集団戦術から~
  • 図書館と歴史修正主義・人種憎悪 - 火薬と鋼

    今回は、図書館歴史修正主義や人種憎悪にどう対するかという問題の有名な事例を紹介する。 当は一年前に書く予定だったが、色々あって遅れてしまった。 はてなでもヘイトスピーチを規制するかどうか、あるいは有害図書を規制するかどうかといった表現の自由に関する議論がしばしば起きている。この種の図書館での事例を紹介するのも、何かの参考になるかもしれない。 これまでも図書館と表現規制に関連した話題をいくつか紹介してきた。 関連エントリ: 図書館BL図書を置く問題について、参考になりそうな話(1) - 火薬と鋼 図書館BL図書を置く問題について、参考になりそうな話(2) - 火薬と鋼 図書館BL図書を置く問題について、参考になりそうな話(3) - 火薬と鋼 図書館BL図書を置く問題について、参考になりそうな話(4) - 火薬と鋼 図書館BL図書を置く問題について、参考になりそうな話(5) -

    図書館と歴史修正主義・人種憎悪 - 火薬と鋼
  • 米軍で銃剣訓練がなくなる - 火薬と鋼

    Military Daily News, Military Headlines | Military.com 米陸軍で銃剣突撃の訓練がなくなるとの報道があった。 これは米軍でフィットネス・トレーニングが大幅にリニューアルされている流れを受けている。 以下、元記事で紹介されている米軍の訓練の変化について紹介しよう。 現在、米軍ではイラクやアフガンの経験を元に兵士の訓練プログラムが刷新されている。 例えば、兵士と言えば長距離を走れるような持久力が求められると思っている人は多いだろう。 傭兵の高部正樹氏もそれに近い説明をしていた。 しかし今や米軍では長距離ランナーとなる訓練は行われていないと言う。 通りを駆け抜け、短距離を繰り返し走る能力のほうが求められているからだ。 また、重い装備をつけてパトロールし、炎上する車輌から仲間を救い出す筋力が求められている。 実際、転がるハンビーの感覚を知るために

    米軍で銃剣訓練がなくなる - 火薬と鋼
  • 銃を隠し持つ人間の見破り方 - 火薬と鋼

    相手がピストルを隠し持っているかどうかを見破る9つのテクニック - GIGAZINE Edward Tufte forum: Megan Jaegerman's brilliant news graphics元になったイラストレーターの仕事を紹介する記事 こんな記事があった。 海外では、この手のテクニックについてはこれ以外にも記事があるが、シンプルなMegan Jaegermanのイラストほどわかりやすいものはないだろう。 あまり分かりやすくはないのだが、類似の記事を紹介したい。 これから紹介する記事は、上の記事にはない情報も含まれている。 http://www.policeone.com/news/1640166-Officer-Survival-Spotting-Armed-Suspects/ これはChuck Remsbergが書いた武器を持った容疑者の監視方法についての記事だ。 C

    銃を隠し持つ人間の見破り方 - 火薬と鋼
  • AK47のマガジン交換テクニック - 火薬と鋼

    AKシリーズのマガジン交換は、現代のアサルトライフルの中ではやりにくい方だ。 そこで、迅速にマガジンチェンジを行うテクニックが存在する。 そこそこ知られているが、私のところは銃器に詳しくない人も見ているので紹介する価値はあるだろう。 このマガジン交換テクニックは、もともとはイスラエルの特殊部隊Shayetet 13が採用したものだ。 Shayetet 13が通常使うライフルはM16やM4だが、潜入任務などのためAKについても訓練を積んでいる。 もう一つよく知られているのはポーランドの特殊部隊GROMによるテクニック。 皆さんもAKを使う機会があったら、どの方法が良いか試してみるといい。 (2009-8-5追記) 分かりにくいので説明。 最初のShayetet 13スタイルは、交換用のマガジンで装着済みのマガジンの後ろから押すのがポイント。 AKのマガジンはマガジン挿入口前部に引っ掛けてから

    AK47のマガジン交換テクニック - 火薬と鋼
  • 戦場の死体を燃料に…しない - 火薬と鋼

    http://digimaga.net/2009/07/military-robot-could-feed-on-dead-bodies.html こんな記事をはてブでみつけた。 有機物を取り込むロボットEATRの開発をアメリカ国防総省が進めているというニュースだ。 このロボットは戦場の死体も燃料にするといったことが書かれている。 ニュースの元になったFOXNewsの記事http://www.foxnews.com/story/0,2933,532492,00.htmlも同じ内容だ。 しかし死体を動力源にするには加工にも手間がかかるし、倫理的問題も当然あるだろう。 第一、FOXNewsのニュースはあまりあてにならない。 そこで、FOXNewsで紹介している開発会社Robotic Technology社のWebサイトを見てみた。 下記リンクのPDFファイルが今回のEATRプロジェクトの概要だ

    戦場の死体を燃料に…しない - 火薬と鋼
  • ドラマ「婚カツ!」の図書館の描写がひどい - 火薬と鋼

    帰宅したら家族がフジテレビのドラマ「婚カツ!」を見ていた。 ドラマの半ば頃、「蔵書冊数は4万冊で、これは都内でも10の指に入る〜」といったセリフ(うろ覚え)が聞こえてきた。 いやいや4万冊で都内10位ってありえないから。 検索すれば分かるし、『日図書館』や『図書館年鑑』を見れば分かると思うが、都内で4万冊では10位内どころか100位内もかなり遠い。 2006年の東京都内公立図書館 図書所蔵数ランキング:2011年版―東京図書館制覇!が参考になる。 これは公共図書館の数字で、大学図書館等も加えると更に4万冊という蔵書数の順位は下がる。 まあ、ドラマのセリフは公共図書館のみを想定したものだろうけど。 それにしてもこの脚家は物知らずな上に調べる能がない。

    ドラマ「婚カツ!」の図書館の描写がひどい - 火薬と鋼