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ブックマーク / apeman.hatenablog.com (137)

  • 慰安婦問題 安倍総理 ブッシュへ謝罪 「完全否定」なんてブチあげていいの? - Apes! Not Monkeys! はてな別館

    msn産経ニュース 2013.3.8 「慰安婦問題で首相、「ブッシュに謝罪」報道を完全否定」 安倍晋三首相は8日午前の衆院予算委員会で、第1次政権時の平成19年4月に行ったブッシュ米大統領(当時)との首脳会談で、慰安婦問題を「謝罪した」と報じられた問題について「この問題はまったく出ていない。事実関係が違うということだけは、はっきりと申し上げておきたい」と述べ、事実関係を完全否定した。民主党の辻元清美氏に対する答弁。 ホワイトハウスでの当時の記者会見では次のように述べています。 PRIME MINISTER ABE: Well, in my meeting with the congressional representatives yesterday, I explained my thoughts, and that is I do have deep-hearted sympathie

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  • 『陰謀史観』 - Apeman’s diary

    秦郁彦、『陰謀史観』、新潮新書 分析の対象となっているのは「明治維新に始まる近代日の急速な発展ぶりが生みだした陰謀史観」(11ページ)なので、田中上奏文やバーガミニ(書では「バーガミーニ」)の著作などにも言及があるが、意図してであれ結果としてであれ日戦争を正当化する陰謀論に最も多くのスペースが割かれている。ハーバート・ヴィックスに対する Dis り方と比べると田母神閣下を評する筆致がお優しいように思える……といったことはあるにせよ、後者や類似の論者への評価の中身はといえば従来とおりほぼ全否定だ。江藤淳についてもその『閉された言語空間』などでの主張につき、「江藤自身が享受している言論と表現の自由は否定しようもないので、責任はマスコミの自主規制や各人の無自覚に転嫁せざるを得なくなるのだろうが」(142ページ)とか、「相手が中国や朝鮮半島であれば厄介な紛争を招きかねないが、アメリカなら聞

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  • 「沈黙の伝言〜日系カナダ人強制収容70年〜」 - Apeman’s diary

    2013年1月16日(水) 午後9:00〜午後9:50 NHK BS1 「沈黙の伝言〜日系カナダ人強制収容70年〜」 第二次世界大戦中、2万人の日系カナダ人が、ロッキー山脈に強制収容されたことは知られていない。その体験を多くの日系人が戦後長らくの間、口を閉ざしたからだ。彼らの苦難は戦後も続いた。日系人コミュニティーがあったバンクーバーに戻ることを政府から許されなかった。強制収容の体験者で日系二世の作家ジョイ・ノゾミ・コガワと、戦後生まれの二世、リアトリス・ミツエ・チャンの2人が、日系人の沈黙の理由をたどる。 日のマジョリティさまの道義的な水準に照らせば、この二人は沈黙を続けるか日に「帰る」かのどちらかを選ばねばならなかったわけですが……。

    「沈黙の伝言〜日系カナダ人強制収容70年〜」 - Apeman’s diary
  • あきれた開き直り - Apeman’s diary

    12月25日の森防衛相の会見より。強調は引用者。 A:アジア太平洋という地域の安定のために、海兵隊というのは今、いわゆるMAGTFという、MAGTFというのはそもそも海兵隊が持っている機能のうち、地上の部隊、航空部隊、これを支援する支援部隊、その3つの機能をトータルで持っている海兵隊の空地の部隊、これをMAGTFと言っているのですが、それを沖縄だけはなく、グアムあるいは将来は豪州に2,500名以上の海兵隊の兵員になったときにはそうなると思いますし、それからハワイにはまだその態勢がとられていないので、将来の事としてハワイにもMAGTFに近い機能ができると思うのです。(中略)沖縄という地域にMAGTFを持とうとしているのは、そういうアジア太平洋全体における海兵隊の、いわゆる「リバランシング」という、かつては1997年頃、我々は「米軍再編計画」と言って、「リアライメント」という考え方ではなくて

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  • 無責任きわまりない「河野談話撤回」論者たち - Apeman’s diary

    最初に不明を恥じておくと、07年のあの“国辱的”な事態のあとで、「慰安婦」問題へのこれほどのバックラッシュが起ころうとは、想像もしていませんでした。しかも5年間でレトリックをつくり直してきたならともかく、なんとかの一つ覚えよろしく「強制連行はなかった!」でどうにかなると思っている。弁解するなら、いくらなんでも日の保守派・右派がこれほどの阿呆揃いだと予測できなかったとしても、そりゃ私の責任ではないだろう、と。 先日のエントリでも分析しておいたように、「河野談話」は言葉遣いに関して極めて周到であり、その当時政府関係者が知り得たことを非常に忠実に反映していると考えられます。その後20年間で明らかになったこと、特に占領地における性暴力の実態を考慮に入れるなら、いまや「踏み込みが足りない」と評するのが妥当なくらいです。「河野談話」に依拠して「慰安婦」問題についての認識を形成した人間が「そうか、朝鮮

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  • 「ダブルスタンダード」の破綻 - Apeman’s diary

    いま現在河野談話をめぐって日で起こっているのは、保守政権下で出され・その後の(一時期を除いて)保守政権下でも「踏襲」することが明言されてきた官房長官談話が保守系野党によって一斉攻撃され、保守派の内閣からも公然と同調する閣僚が現れている……という、はっきり言って異様な事態である。これが例えば1993年の細川談話への攻撃であれば、賛否はともかくとして筋道はすっきりしている。当時自民党は野党だったし、文言の面でもそれ以前・以後の首相談話よりは踏み込んだものになっているのだから。しかし保守派が河野談話を攻撃するというのであれば、当然「ではいままでずっと踏襲してきたのはなんだったのだ?」と問われることになる。 このような事態は、戦争責任問題に関する保守派の「ダブルスタンダード」(吉田裕)の矛盾がいよいよ取り繕いようのない地点に到達していることを意味している、と考えるべきであろう。 吉田裕(『日

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  • 誰がどこで間違ってるのか知らないが、とにかく結果としてデタラメな報道 - Apeman’s diary

    中央日報(日語版)  2012年08月16日 「「慰安婦20人を追加で送る…」 日軍の「秘密文書」に驚愕」 もうどこから突っ込んでよいやら。id:mujin さんが、この文書がアジア歴史資料センターで公開されていたものであることを指摘されています。 私は後述するような理由で、当初この記事を最後まで読んでいなかったのですが、改めて読み直してみると、こんなことがヌケヌケと書いてあります。 金所長は中央日報との電話で、「5月に日に滞在しながら、日国会図書館と日防衛省史料室で1カ月ほど調べた」とし「野戦軍に特種慰安婦を派遣した秘密文書資料が日防衛省史料集(陸亜密大日記)と『女性のためのアジア平和国民基金』集成(97年)に収録された事実を確認し、この文書を見つけることができた」と説明した。 開いた口が塞がりませんでした。ちなみにこの電文は第2巻「防衛庁関係公表資料(上)」の203ページ以

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  • 地上戦体験(の不在)について - Apeman’s diary

    昨晩放送された ETV特集の「沖縄戦 心の傷〜戦後67年 初の大規模調査〜」。米軍基地の存在が沖縄戦体験を想起するきっかけになることが多い、また沖縄戦ではなく戦後に起きた米軍からみの事件や事故が外傷的な体験になっている人もいるなど、これが「いま」の問題であることを突きつけてくる内容でした。また、日の精神医療における入院中心主義という問題との関わりなどにも、簡単に触れられています。 私自身の関心に即したところでは、2人の専門家が「地上戦体験」の特有さを指摘していたのが印象的でした。内地の非戦闘員の戦争体験といえばもっぱら都市への空襲のそれであるのに対し、地上戦に巻き込まれた沖縄県民の体験は戦後の日で広く共有されてこなかったことが、この社会の戦争認識に大きな歪みをもたらしているのではないか? というのが、前々から考えていたことですので。(例えば、カジュアルな南京事件否定論の背景にも、歩兵に

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  • 池田信夫の捏造 - Apeman’s diary

    昨年の暮れに「捏造された「朝日新聞の捏造」?」というエントリを書いた際にも指摘したことですが、「慰安婦」問題否認論者の大半に共通するのが「朝日新聞による捏造」という認識です。先日言及したこのエントリも同様です。 1991年8月に元慰安婦の金学順が日政府に対する訴訟の原告としてカミングアウトしたときは、「親に40円でキーセンに売られた」と訴状に書いていた。ところが朝日新聞の植村隆記者は「女子挺身隊の名で戦場に連行され、日軍人相手に売春行為を強いられた朝鮮人従軍慰安婦のうち、一人が名乗り出た」と報じ、これが騒ぎの発端になった。 西岡力氏もいうように、これは誤報ではなく意図的な捏造である。なぜなら植村記者の韓国人で義母が訴訟の原告団長だったので、韓国語の読める植村記者は訴状の内容を知っていたはずだからである。彼はこれが単なる人身売買である事実を知りながら、義母の訴訟を有利にするために「日

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  • 日本にも極右政党があった方がよいのでは - Apeman’s diary

    いや、すでに民主、自民、たちあがれ、と3つもあるじゃないか、もうすぐ維新という4つ目ができそうじゃないか、というツッコミはなしでお願いしますよ。 ホドロフスキさんからの情報提供で知ったツイートです。野党第一党の国会議員が、およそ現実から遊離した認識でもって有権者をミスリードし続けているほんの一例に過ぎません。こんなことを続けていると、自らがミスリードした有権者に引きずられて、外交における当事者能力をなくしてしまいますよ。 なにより問題なのは、この手の発言をする議員が与党にも野党第一党にも存在することで、あからさまな歴史修正主義的主張がお墨付きをえてしまっているという点です。こういう議員が極右政党に全員集合していて、かつ他の政党は極右政党を連立のパートナーとはしない、という節度さえ守ってくれれば、「従軍慰安婦はただの商行為? ああ、あの極右の人たちがいってることね」という常識が市民の間で定着

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  • 逆ばりはなんとかの始まり(追記あり) - Apeman’s diary

    毎日jp エネ政策聴取会:中部電課長も発言 原発推進、会場騒然 hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳) 利害関係者の発言を圧殺したがる思想 そもそもこの意見聴取会って、「利害関係者」に発言の機会を与えるためのものじゃないから。hamachan氏のエントリで引用されている時事通信の記事では事情の一部が省略されているけれど、上にあげた毎日の記事を読めばわかる通り、問題視されているのは「利害関係者」が発言したことそれ自体、ではない。発言者は「抽選で選ばれた」ことになっているはずなのに、仙台での聴取会に続いて電力会社社員が選ばれるという素晴らしい“偶然”に疑問を抱く人がいても当然でしょう。なにしろ原発に関するこの手のイベントではやらせの実績もあるわけだし。また、電力会社の言い分なんて「圧殺」どころか、税金と電気料金ぶち込んでさんざん宣伝されて来たというのが実態なのであって、それをこの種のイ

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  • 偽の論点による偽の反論(の・ようなもの) - Apeman’s diary

    http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51796333.html 来であれば改めてとりあげるまでもない愚論なのだが、新宿ニコンサロンでの安世鴻写真展をめぐるニコンの腰砕けの対応(仮処分命令後はむしろ自ら写真展を潰しにかかっているようだが)や、先週末に「復帰」40年目の「慰霊の日」を迎えたことで関心をもった方もおられるだろうから、簡単にコメントしておく。 史実にこだわるなら、まず朝日は「慰安婦が女子挺身隊として強制連行された」と記述し、今に至る騒動のきっかけとなった1992年1月11日付の記事を訂正して謝罪すべきだろう。 来ました、定番の「慰安婦」問題=朝日新聞起源論。朝日の、たったひとつの記事がそれほどの影響力を発揮したとは驚きだ! しかし「挺身隊」についての誤解は朝日新聞の専売特許ではなく、読売新聞の記事にもみられることは、ずいぶん前に小倉秀夫

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  • 『日中歴史認識』その後 - Apeman’s diary

    服部龍二、『日中歴史認識 「田中上奏文」をめぐる相克 一九二七―二〇一〇』、東京大学出版会 先日読了。やはり「情報戦」という概念を軸として「田中上奏文」を考えようとするアプローチに違和感を覚える。曰く「「田中上奏文」に教訓があるとするなら、それは国際政治における情報戦の重みだろう」(325ページ)、「「田中上奏文」が示唆するのは、現代政治における宣伝とメディアの巨大な役割にほかならない」(326ページ)、といった具合。日側の国際宣伝も一定の効果をあげていたことは著者も認める通りであり、それ以上に日側が「情報戦」で得点を稼ぐ余地があったのか? という疑問がまずは浮かぶ。さらに、仮に満洲事件後の「情報戦」で日が史実以上の成果をあげたとして、その先に中長期的な「国益」にかなうような展望を描くことが出来るのか? という疑問がある。ここで「国益」に言及したのは著者がまさにそうした観点から松岡・

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  • 「さかのぼり日本史」がひどかった(追記あり) - Apeman’s diary

    NHK Eテレで放送されている「さかのぼり日史」。昨年の夏に「昭和 とめられなかった戦争」をやって、今年の2月には江戸時代を扱っていたので、今頃はさらにさかのぼって室町時代でもやってるのかな(しかしそもそも「室町幕府」は実在したのか!?)と思ってたんですが、昨晩寝る前にテレビをつけたら、いつのまにか時代を下って「昭和 “外交敗戦”の教訓」の第3回をやってました。しかしこれがひどかった。詳しくはまた後ほど。このエントリに追記します。 追記 5月15日に放送された「さかのぼり日史 昭和 “外交敗戦”の教訓」の第3回は「国際連盟脱退 宣伝外交の敗北」と題し、国際連盟脱退に至った経緯をとりあげている。ゲストは服部龍二・中央大学教授。番組の焦点は田中上奏文をめぐる松岡洋右と顧維鈞の駆け引き。顧が論拠とした田中上奏文を松岡が「そのような文書が天皇に上奏された事実はない」「もし物だというならその証

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  • 早くも予想が的中! - Apeman’s diary

    全然嬉しくない的中ですけどね。 「維新の会」が歴史教育をターゲットにするのもそう遠いことではないだろう、と思わされる。 (http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20120422/p1) この予想ですが。 朝日新聞デジタル 2012年5月11日 橋下市長ら近現代史学ぶ施設検討 つくる会系からも助言 橋下徹大阪市長と松井一郎大阪府知事は、子どもたちが近現代史を学ぶ施設を大阪府市で設置する検討に入った。橋下氏は10日、代表を務める大阪維新の会の大阪市議らに対し、「新しい歴史教科書をつくる会」や元会員らによる教科書づくりに携わった有識者らに意見を聴く考えも示した。 橋下氏は9日、維新の会と公明の両市議団幹部と非公開で協議。出席者によると、橋下氏は「中国などに比べ、日の子どもは近現代史がしっかり勉強できていない」と主張。その上で、歴史観や事実認定で意見が分かれる

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  • 遺棄毒ガス被害訴訟、原告敗訴 - Apeman’s diary

    中国吉林省敦化市で04年7月、旧日軍が遺棄した毒ガス5件兵器で被害を受けたとして、中国人の劉浩さん(16)と周桐さん(19)が日政府に計6600万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁は16日、請求を棄却した。小林久起裁判長は「(日政府が)事故現場を特定し、事故防止措置を早急に実施すべきだという危険性を認識できたとは認められない」と述べた。 (後略) (http://mainichi.jp/select/news/20120416k0000e040176000c.html) 他の戦後補償裁判とは違って除斥期間というハードルのないケースで裁判所がどういう判断を下すのか、注目されていた訴訟ですが、第一次訴訟と同じく原告敗訴となりました。判決の全文ないし要旨が入手できたら改めて検討してみたいと思います。

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  • 『海軍反省会2』雑感 - Apeman’s diary

    PHPからは今年の2月にすでに『[証言録]海軍反省会3』(戸高一成編)が出ているのだが、今回ようやく2を読んだ。 以前に1を読んだ時の感想にも似たようなことを書いたが、旧海軍についての私程度の知識では「読んで勉強になる」というところまでいかない。残りの部分の刊行が進んで専門家が資料として利用した成果を待つ方が生産的かも。もちろん、旧海軍に詳しい人にはいろいろと読みどころがあるのであろう。というわけで、以下は単なる雑感。 ・「ラボール」という語が出てくるので最初はフランス語の「ラポール rapport」と空目したのだがラバウル Rabaul のことだった。調べてみると発音は räˈboul だったのでなるほど「ラボール」の方が近い。さすが海軍士官。 ・第17回の最後に、保科善四郎率いる国防協会のメンバーが訪台して台湾軍に歓待されたという報告があるのだが、手みやげとして保科が艦長をしていた陸奥

    『海軍反省会2』雑感 - Apeman’s diary
    emiladamas
    emiladamas 2012/04/28
    そもそも、戦艦で決戦したところで一度でも勝てたのかと。
  • 河村発言があぶり出したこと - Apeman’s diary

    河村たかしが南京事件否定論者であることについては当ブログで繰り返しとりあげてきたため、先週彼の口から発せられた与太についても驚かなかった(発言した機会についてはさすがに少し驚いたものの)のだが、その後一週間のマスコミ及びネットでの反響によって、改めて問題の根の深さと深刻さを思い知らされた。この社会は、質的に言って最低レベルの歴史修正主義すらきちんと批判できないのだ。 「河村たかし名古屋市長「南京事件は無かった」発言を訂正-南京事件関連人気ランキング」 河村たかしの釈明を批判している記事なのだが、そのなかにこんな一節がある(強調は引用者)。 昭和史研究の権威である秦郁彦氏ですら、史料に基づく数ではなく「推論」でその数を主張しているのが現状だ。 この人が中公新書の『南京事件』を読んだことがないのはまず間違いない。あのを読んで「史料に基づく数ではなく」なんてことが言えるはずはないから。また、

    河村発言があぶり出したこと - Apeman’s diary
  • 恩を仇で返す男、河村たかし - Apeman’s diary

    すでにコメント欄でもご指摘いただいていますが、よりにもよって南京市と姉妹都市である名古屋市の市長である河村たかしがまたもや「恩を仇で返す」メソッドを発動しました。 CHUNICHI WEB 2012年2月20日 「南京事件なかった」 河村市長、日中討論会提案 名古屋市の河村たかし市長は20日、市役所を訪れた中国共産党の南京市委員会幹部らに、戦時中の旧日軍の行為に関し「通常の戦闘行為はあったが、南京での(大量虐殺)事件はなかったのではないか」と述べた。その上で「真実を明らかにするためにも、討論会を南京で開いてほしい」と求めた。 河村さんは「南京で終戦を迎えた父は、現地の人からラーメンの作り方を教わるなどのもてなしを受けた。当に事件があったなら、日人にやさしくできるものか、理解できない」と大量虐殺に懐疑的な考えを示した。 (後略) 参考エントリ http://d.hatena.ne.jp

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  • 本質主義者、涙目 - Apeman’s diary

    以前に昭和篇について簡単に言及した NHK Eテレの「さかのぼり日史」。たまたま昨月31日放送分の「江戸“天下太平”の礎 第4回「島原の乱 “戦国”の終焉」」に番組表を見ていて気づいたたので、録画して見た。なぜかと言えば、「踏み絵」に関して法華狼さんのところにこんなコメントをしていたから。 Apeman 2012/01/08 17:13 >踏み絵はキリスト教が弾圧された歴史の一つとして教えられたはずだ。 いちおうはそういう風に教えられていると思いますけど、それがどれだけ「負の歴史」として意識されているかというと心もとない気がします。下手をすると「キリスト教の文化侵略を阻止した江戸幕府スゲー!」となってそうな……。 (http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20120107/1325957836#c1326010412) 番組ではキリスト教弾圧政策にはまったく

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