CourseraのAlgorithms, Part Iというコースで、高速なRandomized Queueを実装するという話題があったので、試しに作ってみた。 高速なRandomized Queueとは Randomized Queueとは、Queueからdequeueするときに、中に入っている要素の中からランダムに一要素取り出すようなQueueである。 また「高速な」とは、enqueue、dequeue、isEmpty、sizeなどの操作の実行時間が、"constant amortized time"であること、つまり何回も操作を繰り返していくと、平均的には定数時間でそれぞれの操作が終わるということである。 この二つを満たすものを高速なRandomized Queueと呼ぶ。 実装 高速なRandomized Queueを実装すると次のようになった。 import java.util.