転職に於いて重要なことの一つに、利益率が低い企業はブラックである可能性が高いというものがある。 利益率が低ければ当然、人件費に大してお金を回せないからである。現に介護職は4人に1人がサービス残業をしていると言われており、ブラックな労働が為された業界であることは多くの人が知るところである。 いや、サービス残業という言い方は良くないな。サービスに対しては対価を支払わねばならない。無賃残業というべきである。 本来、介護の仕事と言うのは人命に関わるものであるから、専門教育を受けた職員によってサービスが提供されなければならない。介護職員は単に技術があれば良いというものではなく、高いホスピタリティが求められるプロフェッショナルでなければならないはずだ。 しかし、介護職の現実は悲惨である。今の介護職の置かれた境遇というのは「キャリアの墓場」なのだ。 ある程度年齢が行ってしまい、他の未経験職種には行けない