鳩山前首相、6年分の資産訂正=貸付金を大幅変更 鳩山前首相、6年分の資産訂正=貸付金を大幅変更 民主党の鳩山由紀夫前首相は18日、2004年から09年まで6年分の資産報告書などの訂正を衆院事務局に届け出た。貸付金に関して大幅に変更しており、09年の資産報告書では、貸付金を1億178万円から5億7357万円に修正した。 鳩山氏の事務所は取材に対し、訂正の理由について、「5月31日締め切りの09年の関連政治団体収支報告書提出、および過去の報告書の一部修正に伴い発生した記載事項の訂正に基づき、修正した」と説明。具体的な貸付先や訂正の経緯などは明らかにしなかった。 鳩山前首相の「政治とカネ」の問題をめぐっては、資金管理団体の偽装献金事件で元秘書の有罪が確定。鳩山氏は首相辞任に際し、「クリーンな政治」を唱えたが、自らの問題に関して十分な説明責任は果たしていない。今回も貸付先や訂正の経緯などは不透