「24万8647件、7979人」。韓国で拡大した新型コロナウイルスの検査件数と感染者数(いずれも累積、13日午前0時現在)だ。これら2つの数字が雪だるま式に膨れあがった背後に、歴代政権のジンクスと闘う文在寅(ムン・ジェイン)大統領の成果と誤算がみえる。世界保健機関(WHO)の「パンデミック(世界的な大流行)」宣言とともに韓国も再び試練を迎えている。新規感染者がようやく減り始めていたところに、首
![ジンクスと闘う文大統領、新型コロナ対策の成果と誤算 編集委員 峯岸博 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/548bf5983b33571339861131e2f64ca984a5015e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXMZO5670312012032020000001-6.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3D61815ba85cffe8a317ca963b715aea7d)
日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 【ブリュッセル=中村亮】エスパー米国防長官は25日、北大西洋条約機構(NATO)国防相理事会後の記者会見で、次世代通信規格「5G」の整備に関し「同盟国は長期的なリスクを注意深く考慮すべきだ」と語り、中国の技術利用を控えるべきだとの考えを示した。米政府は中国企業がスパイ活動に関与していると主張しており、軍事情報が漏洩しかねないと懸念を示したものだ。 エスパー氏は中国の通信機器会社について「中国共産党と緊密につながっている」と指摘。「欧州のインフラに中国の通信事業者がより深く関わっていることに懸念を伝えた」と述べた。NATOは中国の脅威への対応も大きな政策課題になっており、米国は有事に備えて中国製の通信機器を利用すべきでないと訴えた形だ。 ペンス米副大
日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めた韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権。北朝鮮の相次ぐミサイル発射など地域情勢が厳しくなるさなかで優先したのは「自尊心」だった。その原点を韓国で見た。【関連記事】飛翔体は「超大型ロケット砲」 金正恩氏が試射指導なぜ米国の反対を押し切ってまで協定破棄という道を選んだのか。その理由を明かした韓国青瓦台(大統領府)の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長の説明に驚かされた。「ありがとうの言及すらなかった」「(日本からの解放記念日の)大統領の演説でわれわれは対話の手を差し伸べ、演説の発表前には日本側に内容を知らせたのに、日本側は何の反応も見せず、ありがとうの言及すらなかった」
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は日本向けに「2つの顔」を使い分けてきた。日本の植民地支配からの解放を祝う8月15日の「光復節」の演説は国民に潜む反日感情をいたずらにあおらなかったものの、対日外交の本質は変わっていない。22日に決めた日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄は、その表れだ。【関連記事】安保より「自尊心」を選んだ文在寅政権の原点光復節の演説で最も注目されたフレーズは「今でも日本が対話と協力の道へと向かうなら我々は喜んで手を握る」だろう。「国家元首」と「元運動家」筆者は2018年3月までソウルに駐在していた当時、政権発足から間もない文氏と接する機会があった。笑顔を絶やさず紳士的な振る舞いが印象的だった。日本との関係を挽回したいという言葉に偽りはないと感じた。そんなときの文氏は韓国という国家を代表する「国家元首」の顔にみえる。驚かされるのは文氏の変わり身の早さだ。日本と
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く