ヨコ旅:冊架図

ソウルの国立中央博物館で気になった展示物があった。書棚に様々なものが置かれている。どの一角を見ても違っていて楽しい。これは書棚を描いた屏風絵なのだ。トリックアートのような面白さがあるなぁ。この絵はだまし絵なのか、それとも風流な粋心なのか？ これは冊架図（文房図）と言われ、書物や筆筒、花瓶などが置かれた調度品を描く構図がひとつの絵のスタイルとして流行し、他にもいろいろな作品がありバリエーションがあるという。調べると学術や知識世界へのあこがれや学業成就・立身出世への願いが込められているという。絵画を眺めるというより、素朴な人の思いが感じられるその快活さに心惹かれる。昔の方が発想が自由だったんではないだろうか？面白いなぁ。 ↓↓明日の旅はどこへ？あなたの応援クリックよろしくお願いします。

[nekotuna]

本（書棚）の壁紙を想像してしまった。帙（？）入の本も見えるね。

[zaikabou]

『冊架図（文房図）と言われ、書物や筆筒、花瓶などが置かれた調度品を描く構図がひとつの絵のスタイルとして流行』お土産に買ったのはこれを利用したもののようだ