43 : 涎 - livedoor Blog（ブログ）

2008年08月16日14:47 カテゴリ 涎 ギチギチガガギュワゥギギギ……、と歩道の真ん中でのたうちながら鳴き声を上げている蝉。僕はそれを避けるように大回りして通り過ぎた。鳴き声が止まったので、ふと振り向くと、蝉はふらふらとよろけながら車道を横切り、ここではないどこかへ飛んでいこうとしていた。蝉の命は地上では一週間程度だと聞いたことがある。それは別の虫の話だったかな、いや蝉で合ってたかな、と考えながら日陰を選んで歩いていく。 朝九時半過ぎの人気のない正門をくぐり、校舎の中には入らず、横に伸びているコンクリートの廊下を進み、裏門があるほうに向かう。夏休み中は正門以外開けていないので面倒くさい。もちろんそれには防犯対策的なものがあるのだろうけど。 裏門のすぐ横には購買部があり、向かい合う形に靴箱ルーム、そこから十メートルほど先に部室棟がある。 購買部の自販機前に奈月先輩がいた。日に焼けた肌

[nisinao]

奈月先輩「（顔を寄せて耳元で囁くように）すごく……気持ちよかった。ありがと」←背中をさすったお礼的な意味/書きかけで止まってた長いのがあるのでとりあえずその続きを。どうなるか心底わからないすけどね。

[orangestar]

えろい。すばらしい 西直さんははやくプロになってほしい、そして長い文章を俺に読ませてくれ。電撃とかで。