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江戸の発禁本: 忘却散人ブログ
わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日本... わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日本近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 仕事が速いといえば、そして角川書店とよく仕事をしている(これで5冊めですか)といえば、井上泰至さんである。学会誌の編集委員長もやっておられ、俳句関係のお仕事もたくさん抱えておられるようで、お忙しいはずなのだが…。最近では、いろいろ国文関係の出版社のブレーン役も引き受けておられるようで。 さて、7月に出た『江戸の発禁本』(角川選書)は、例によって才気溢れる筆致でテンポよく書かれている。発禁本とは、出版・流通が禁じられた本であるが、個人的には読まれ、所蔵されたもの。この角度か