米エクソン、大規模油層発見

【ヒューストン】米石油会社エクソンモービルは8日、メキシコ湾で二つの大規模油層と天然ガス層一つを発見したと発表した。石油換算の埋蔵量は合わせて7億バレル以上で、英ＢＰの原油流出事故のあと沈滞していたメキシコ湾でのエネルギーの潜在性が再び注目されそうだ。 ガス層はキースリー・キャニオン区域のヘイドリアン・サウス・プロスペクトで2009年に、油層の一つはヘイドリアン・ノース・プロスペクトで10年にそれぞれ発見されたが、この日まで埋蔵量は発表されていなかった。三つ目の発見となる油層はキースリー・キャニオン区域の同じブロックにあり、米政府が10年4月のＢＰ事故を受けて導入していた海底探査禁止措置を撤廃したあとの最初の探査で発見された。 キースリー・キャニオンはニューオーリンズの南西約250マイル（400キロメートル）にあり、水深は約7000フィート（2100メートル）。 時価総額で世界最大の

[tak427]

メキシコ湾で二つの大規模油層と天然ガス層一つを発見したと発表