＜天竜川転覆＞「胴衣着用求めず」船頭、猛暑で子ども気遣う （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

浜松市の天竜川で１７日に川下り船の「第１１天竜丸」が転覆し、２人が死亡、３人が行方不明となった事故で、船の前方で船頭をしていた同市西区の大畑茂雄さん（６１）が１８日、運航する天竜浜名湖鉄道本社で事故当時の状況を事故後初めて詳細に説明した。大畑さんは子どもに救命胴衣着用を求めなかったことについて「違法とは知っていたが、船の中は風が入らず、子どもの顔が暑さで真っ赤になるほどだった。ジャケットを着ていたら助かった人がいたかもしれないと思う」と述べ、乗客たちに謝罪した。【高橋龍介】 同社は午前中の会見で、子どもたちの救命胴衣について「暑いので（着ずに）下に置いておいて」と言ったのは後部の船頭の北橋国幸さん（６６）と説明したが、別の社員の可能性もあると指摘した。 大畑さんによると、事故直前まで船は午前中と同じ渦から離れようとするコースをたどったが「普通は態勢を立て直し、左側に旋回し下流に向かうの

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＜天竜川転覆＞「胴衣着用求めず」船頭、猛暑で子ども気遣う