上場基準、来年3月に緩和＝収益状況、弾力的に判断―東証 （時事通信） - Yahoo!ニュース

東証は20日、中堅企業の株式公開を促すため上場基準を緩和すると発表した。現在の1、2部の基準では、上場予定時の前後は増益基調であることが必要だが、減益でも安定的に利益を計上できると判断すれば上場を認める。来年3月をめどに規則を見直す。 また、経常利益について上場予定時の2期前の決算で1億円以上、直前期は4億円以上などとする基準があるが、「2年間総額5億円以上」に改め、上場直前に業績が悪化した企業でも基準をクリアできるよう門戸を広げる。 一方、2部を経ずに1部に上場する場合の株式時価総額は「500億円以上」が基準だったが、「250億円以上」に引き下げる。 【関連記事】 エア・ドゥ、12年3月期は増収増益 国内生保8社、増収は4社=下期、欧州危機に警戒の声-9月中間決算 セブン銀など5行増益=新規参入8行の9月中間決算 5大銀の中間決算、純利益18%増加=債券部門好調、不良債権

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上場基準、来年3月に緩和＝収益状況、弾力的に判断―東証