「一体改革の素案、直さない」と五十嵐財務副大臣 （産経新聞） - Yahoo!ニュース

五十嵐文彦財務副大臣は６日の会見で、社会保障と税の一体改革について、「（１月６日に決定した）素案は大綱に近い形でできている。これを直すことはあり得ないと思う」と述べ、関連法案の前提となる大綱の内容は、素案から変更しない考えを示した。 政府・与党は与野党協議を経たうえで一体改革の大綱を１月末までにまとめ、年度内の提出に向けて法案化作業に入る予定だった。ただ、新年金制度の財政試算などをめぐり与野党の対立は深まり、協議を始める見通しが立たない。このため、野党側の合意を得ずに政府・与党単独の法案を提出するのか、またその際に、一度まとめた素案の内容を党内の増税反対派に配慮して変更するのかどうかが注目されていた。 五十嵐氏は「野党側には国会の場で議論しようという考えが堅く、やむをえない。内々には（内閣）法制局と（法案化の）協議を始めている」として、素案の内容のまま法案を作成し、政府・与党単独で国会

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「一体改革の素案、直さない」と五十嵐財務副大臣