国際協力銀行の初代総裁に奥田元経団連会長 （読売新聞） - Yahoo!ニュース

政府は３０日、４月１日に日本政策金融公庫から分離・独立する国際協力銀行（ＪＢＩＣ）の初代総裁に、元経団連会長でトヨタ自動車相談役の奥田碩(ひろし)氏（７９）を起用する方針を固めた。 ＪＢＩＣは、政府が進めるインフラ（社会資本）輸出拡大で中核的な役割を期待されており、国内外に幅広い人脈を持つ奥田氏の経営手腕を高く評価した。 奥田氏は３０日の創立総会で取締役に選任されたうえで、４月１日の取締役会で正式に総裁に就任する。 奥田氏は１９９５年にトヨタ社長に就任。世界各地に工場を建設して海外展開を加速する一方、９７年に世界初の量産型ハイブリッド車「プリウス」を発売するなどして、トヨタを世界トップの自動車メーカーに押し上げた。２００２年に日本経団連（当時）の会長に就任し、経済財政諮問会議の民間議員として、小泉政権下での規制緩和に尽力した。

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国際協力銀行の初代総裁に奥田元経団連会長