需給ギャップ４〜６月はマイナス０・１ ２期ぶり供給超過 （産経新聞） - Yahoo!ニュース

日銀は８日、日本経済全体の需要と供給力の差を示す「需給ギャップ」が４〜６月期にマイナス０・１になったとの試算を発表した。１〜３月期はプラス０・４だったが、２四半期ぶりに需要が供給力を下回る供給超過になった。同日発表の金融経済月報に盛り込んだ。 消費税引き上げ後の個人消費の落ち込みで、４〜６月期の実質国内総生産（ＧＤＰ）が年率で前期比７・１％減になった影響などが出た。 需給ギャップは経済全体の供給力に対する需要を示した数値で、景気が良くなるほど上昇し、物価も上がりやすくなる。日銀は３カ月ごとに推計。１〜３月期は増税前の駆け込み需要で６年ぶりにプラスに転じていた。 日銀は人手不足感の強まりなどから、需給ギャップは今後緩やかに回復すると想定する。ただ、７、８月に消費や生産で弱い経済指標が相次いでおり「７〜９月期は景気回復のもたつき感が出てもおかしくない」として、若干上がるか、ほぼ変わらない

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【産経新聞】需給ギャップ４～６月はマイナス０・１　２期ぶり供給超過（産経新聞）