ネットで教科「情報」日記 : 真剣な眼差し

田中 洋 （たなかひろし） 都立高校で教科「情報」を担当している情報科教員の日記です。司書の先生のところに、将来、司書になりたいという生徒が相談に来ました。 小中学校の将来の夢は、あまり現実的でない場合が多いと思いますが、高校生はそうはいきません。進学か就職か、こんな日本の経済状態ですから、学費はどうするのかも大きな問題となります。安易な受け答えはできません。司書の先生も真剣にアドバイスをされていました。 現在の状況では、図書館司書という職業は、かなり難しい状況にあります。何が難しいかというと、まず学校図書館における司書というものは、「司書教諭」という教科の授業を持ちながら図書館の仕事もするという、私からするとスーパーマンにしか務まらない役割をしなければならないことが原則です。いわゆる「図書館の先生」という生徒から見たイメージとはかけ離れています。 では、一般の図書館の司書はどう

[Guro]

”スポーツ選手の育成にオリンピック招致をとおして、あんなに大量の税金を投入している一方で、東京都では学校図書館司書の募集はここ数年行われていません。”　この対比は正しい。

[rajendra]

「とてもクリエイティブかつ、これから人間が身につけなければならない能力の手助けをしてくれる大切な職業だと思います」そう思っているのは一握りで、大半のスポンサー（納税者）は「要らない」が本音だもんなあ。