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就職先、南の島 『日本を愛した植民地 南洋パラオの真実』 - HONZ
本書の舞台は、ミクロネシアである。ただ、そういわれても、茫洋として掴みにくい。だから副題に「南洋... 本書の舞台は、ミクロネシアである。ただ、そういわれても、茫洋として掴みにくい。だから副題に「南洋パラオ」と入っているのだろう。観光地パラオなら少しはイメージできる。実際に私は、この副題で興味が湧いた。メインタイトルだけだったら、手に取ることさえなかっただろう。そういう類の本は山ほど出ているからだ。私は、この副題に惹かれて本書を手に取り、そして、次の一文を読んで背中に電流が走った。 残念な事に戦後70年もの間、ミクロネシアの日本移民のことは、ほとんど一般の日本人には知られて来なかった。本書を通して、ひとりでも多くの人に知ってもらうことが、死んでいった移民たちの供養になればと心から願っている。 (本書「おわりに」より) 何年か前に自分の戸籍をさかのぼった際、祖父がミクロネシアで暮らしていた痕跡があるのを知り、ずっと気になっていたからだ。前後の辻褄を考えると、どうやら祖父は九州から東京の明治大学
2015/11/18 リンク