快楽亭ブラック 〜 映画・芝居・競馬ときどき落語 10年7月23日

朝食は柴田の若旦那から貰った夏みかんゼリー。今まで人から貰ったのは全て２つ入りだったが、若旦那は３つ入りをくれた。イヨッ、凄い。 日暮里のドトールでお茶の後、有楽町へ出て東宝試写室で「カラフル」を見る。あっしが大好きな「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ！オトナ帝国の逆襲」の原恵一監督の最新作だ。主人公の中学生の髪型から顔、美術部というところまでヒデジロウそっくり、成績が悪く最低レベルの高校にしか行けないというところはあっしそっくりとあっては感情移入せざるを得ない。アニメでありながらイジメ、援交といった現代ニッポンの病根をしっかり描いているし、写真の玉電が動き出すといったアニメならではの表現もあり、見事に家族の、魂の再生ドラマになっている。 原恵一作品はいつでもそうだが、見る人をやさしくさせる映画であり、最近東京に自分の居場所が見つからずイライラしていたあっしを救ってくれた映画でもあった

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