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茹で上がるまで7分の歌 - 珍獣ヒネモスの枝毛
吐き出す前に、ぐっと飲み込まなくちゃと、胃のそこに溜め込んだドロドロの感情。 時々パスタの茹で汁が... 吐き出す前に、ぐっと飲み込まなくちゃと、胃のそこに溜め込んだドロドロの感情。 時々パスタの茹で汁が吹き零れるみたいにぶわっと急に溢れだすことがある。 僕ってさ、きみにとって何なの? 何度も飲み込んできた言葉。愚問。 こう問うと、貴女は、にべもなく『全部あなたが勝手にやってきたことじゃないの』とさえ言うかもしれない。 そうだね、実際僕が勝手に好きになって、きみからしたら、頼みもしないのに勝手に手助けしようとする、横からごちゃごちゃ、わけのわからないことを話しかけてくる変な奴、そんな感じだよね。 教室の片隅で静かにスティルネルを読むきみに、なんとか気付いて欲しくて、いつも横でわざとらしく大声を出したり、僕は必死だったけど、きみは長い間全然僕の存在を認識すらしていなかったね。 岩波文庫は、世界一美しい装丁だと僕が思うのは、きみが白く綺麗な手をいつもそれに添えている姿が浮かぶからなのかもしれない。