日本政府、日米同盟でぐらつく(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース

日本政府、日米同盟でぐらつく 2010年4月23日（金）08:00 （フィナンシャル・タイムズ 2010年4月21日初出 翻訳gooニュース） デビッド・ピリング 日本の総理大臣が今月ワシントンを訪れた際、バラク・オバマ米大統領と一対一の会談を求めて日本政府関係者はさかんにロビー活動を繰り広げた。しかし鳩山由紀夫首相は結局、わずか10分間の会談で満足するしかなく、しかもその10分は夕食会の途中でのことだった。米大統領は前菜やワインの方が気がかりだったのではないかと思われる。 これは日本では重大事なのだ。オバマ政権は鳩山首相を軽くあしらったのだと、日本は当然そう受け止めた。あるベテラン政治家は「屈辱的だ」とまで言い、首相が集合写真でも隅っこに追いやられていたと指摘した。集合写真の隅とは、外交の世界ではシベリア追放に匹敵するのだという。 外交典礼のこうした細かなあれこれをあまり深読みしすぎるの