ニコニコのり、インドネシアとベトナムに生産拠点 ２０１６年にも(産経新聞) - goo ニュース

ニコニコのり（大阪市）の白羽清正社長は、１０日に東京都内で開いた来年春の新商品発表会で、２０１６年中にもインドネシアとベトナムに、焼きのりなどの海苔製品の生産拠点を新たに２カ所建設することを明らかにした。同社の海外拠点は、アジアに計５カ所となる。 日本食ブームを背景に、アジアでは手巻きずしなどの消費が増え、焼きのりをはじめとするのり製品の需要が伸びているという。白羽社長は、新たな拠点を通じ、「のり製品の現地での販売を加速させたい」としている。 同社の海外での生産拠点は、現在、シンガポール、中国（天津市と汕頭市）の計３カ所にあり、アジア中心に、米欧も含む計２０カ国・地域へ出荷している。 同社の国内の売上高は現在、約９０億円で、海外の売上高は「その１０〜１５％程度」という。今後、海外展開を進めることで、「海外の売上高を、国内の売上高の３割程度にまで育てたい」としている。