★ 電脳ポトラッチ: 人を信じられない人のための自分語り

人を信じられない人のための自分語り わたしは子供時代の特殊な家庭事情から、大人の顔色を読むことにだけは異常に長けた子供だった。 今現在は他人の気持ちなどよくわからないし、むしろ人よりずっと鈍感だと思う。鈍感が嵩じて相手を怒らせてしまったとしても、困るのは、おおむね相手が職場の人間のときだけなので、それ以外の他人に対しては顔色をうかがう必要はないからである。 だが、幼児にとっては大人の感情や性質は、直接生存に関係してくる。 幼い頃わたしが理解しがたかったのは、同じ年頃の子どもたちの、大人に対する無条件かつ絶対的な信頼感だった。「大人は子供を可愛がるもの」ということを疑ってみもしない。無邪気に大人に甘えかかる彼ら。 この世の中にはさまざまな大人がいて、子供を愛し、保護しようとする大人もいれば、子供を毛嫌いしている大人もいる。子供と同じ目線で遊んでくれるが責任感のない大人、子供にまったく無関

[hisamichi]

>他人がどう思うのかなど考えずに好き勝手にふるまう人間がときに可愛がられ、許される。彼らがそうふるまえるのは身勝手だからというよりは、人間の愛情や好意に対する絶対的な信頼感があるから

[sankaseki]

[!GTD::資料(いつか読む)]★ 電脳ポトラッチ: 人を信じられない人のための自分語り

[spica]

「『顔色先読み』は『関係性を改善する可能性を徹底的に拒否する』故に愛されない」。かと言って、「他人がどう思うのかなど考えずに好き勝手にふるまう人間」が必ず愛される保証なぞないのが、人間関係の残酷さ。

[mizukik]

拒否される怖さを知らない人を見ると(ry問題／その予定調和を今初めて知った「一度拒否されたら完璧に学習して二度と」が正常で、老人にプロセス技を掛ける親戚の子が異常と思ってたけど、確かにそれなら辻褄が合う

[rAdio]

そんな体験を経てもなお、非モテ男には手厳しくあたるのか…。

[regicat]

切ない。

[rajendra]

予定調和をなぞることで気持ちよくなる心性は、結構な数の人間が持っていそう。自分にはたぶんある。>「怒られて反省して許されて愛される」という予定調和の関係性

[hatsumoto]

無条件の信頼感がえられなかったのはつらいよね。でも大人になってわかったのは大人なんて年経た子供だということだったけど。

[t-kawase]

色々思い出しちゃうなあ。僕が小学校6年生の時の担任に理不尽に殴られたのも、似た理由だったかも知れないな。といっても、あの先生を許しはしないけど。