RX

02. RX. 受信処理 Linux では（他の OS もそうですが）、割り込みハンドラは軽いものにしておき、時間のかかる処理は割り込みハンドラ復帰後（割り込み許可後）に行います。この遅延処理はソフトウェア割り込み（ボトムハーフとも言う）と呼ばれ、タイマー、ネットワークの送受信、tasklet などが利用しています。 （ソフトウェア割り込みと言っても、x86 がシステムコールで利用する int 0x80 のような CPU のトラップ機能ではなく、割り込みコンテキスト上で、割り込み許可後に実行されるコールバック関数群です） Linux の LAN ドライバは、割り込みハンドラではこのソフトウェア割り込み（NET_RX_SOFTIRQ）を起動するのみにとどめ、LAN コントローラからのデータ受信や各種プロトコル処理は NET_RX_SOFTIRQ 上で行うようになっています（NAPI）。 以

[yass]

"RPS はデフォルトで無効 / forwarding するだけであれば latency が増えるだけなので、RPS の使用は非推奨 / ネットワークのパフォーマンスを真剣に考えている場合は、MQ な NIC で smp_affinity を設定し運用するのが正しい"