『解釈改憲 日本総合研究所理事長・寺島実郎さん』

毎日新聞 2014年05月20日 東京夕刊 私の尊敬する寺島実郎さんの解釈改憲についての素晴らしい見解である。常に世界情勢を深く読む寺島さんのインタビューを是非、熟読していただきたい。 ＜この国はどこへ行こうとしているのか＞ ◇ 米国頼みが危機招く http://mainichi.jp/shimen/news/20140520dde012010002000c.html 「集団的自衛権は冷戦期の残影のような議論だ。２１世紀に入って世界が大きく変わる中で、日本は周回遅れの議論に埋没している。そのことに気づくべきです」 世界情勢について分析と発信を続ける寺島実郎さん（６６）。約５万冊の蔵書が並ぶ東京・九段下の事務所で、そうきっぱりと語った。 周回遅れ？ 安倍晋三政権は「中国や北朝鮮情勢など、厳しさを増す安全保障環境」を理由に、集団的自衛権の行使容認はまさに時代の要請と強調していたが……。 「冷戦