『山の中の相場観』

<寄り前> 世界金融とは、ある意味、「インチキ」だと私は考えています。究極の言い方をするとですが。というのもリーマンショックの騒ぎのときに、あれほど、格付け機関のいい加減さ、いかがわしさが露呈したはずなのに、いまだもって、現在の欧州問題にしろ、Ｓ＆Ｐ社やムーディーズがご託宣のように最高格付けのフランスやドイツが格下げになるかもしれん、だから、どうのこうの、とやっている。つまり、世界金融のシステム自体が何ら変わることなく看板の付け替えもせずに、同じことをやっているなぁ・・と、私には思えています。米国がルールで、国債格付け最高位を保ちながらやっているわけですが、現実に米国の借金の規模は世界のどこよりも大きくすでに内情は破綻状態であることがボストン大学の教授らのレポートで明らかになっています。しかし、そういうことで世界金融は動いているわけではなく、とくに株価などは、このインチキ具合のさじ加減を読

[emir1717]

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