エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
『二十世紀の法思想』中山竜一(岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
→紀伊國屋書店で購入 「法と哲学の結びつき」 二〇世紀の基本的な法学の流れを追った書物だが、法哲学と... →紀伊國屋書店で購入 「法と哲学の結びつき」 二〇世紀の基本的な法学の流れを追った書物だが、法哲学というよりも、法的な思考の枠組みが、哲学に大きな影響をうけていることが実感できる。著者とともに「どんな法解釈も何らかの哲学と結びつくものであらねばならないこと、あるいは逆に、法哲学的省察という次元をまったく欠いた法解釈など空虚以外の何ものでもない」(p.217)と感じざるをえない。 第一章で紹介されるケルゼンの純粋法学は、新カント派のヘルマン・コーエンの認識哲学に着想をえて、「である」という事実と「べきである」という当為の厳格な区別に依拠したもの(p.6)だし、ファンヒンガーの「かのように」哲学の影響も明確なものである。この規範と事実の峻別こそが純粋法学の根幹であり、そこにこの法学の限界もあることになる。この区別にこだわりすぎると、「法的実践に対する無力」(p.22)がもたらされるからだ。 第
2007/10/11 リンク