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幼心と罪の味 - 書痴の廻廊
新学期が開始(はじ)まった。 まずは何にも先だって、級長を決定(き)めなければならぬ。 従来ならば... 新学期が開始(はじ)まった。 まずは何にも先だって、級長を決定(き)めなければならぬ。 従来ならば指名制でカタがつく。担任教師が「これは」と思う生徒を選び、諾と言わせるだけであったが――。昭和八年、秋田県平鹿郡十文字町尋常高等小学校にては、少々事情を異にする。 「選挙制を導入しましょう」 そういう断が職員会議で下された。 (Wikipediaより、十文字駅) 広く世間を眺めれば、普通選挙も三度を重ね、社会に定着しつつある。 この際だ、公民教育の一環として、児童たちにも早いうちから慣らしておこう。誰を級長に選出するか、児童自身に、投票により決めさせるのだ。「一票の重み」という言葉、身を以って知ってくれるはず――。 方向性に過誤はない。 が、いざ実行に移してみると、目も当てられないザマだった。 「なあ君、どうだい、俺に投票してくれよ。もちろんタダとは言わないぜ」 白昼堂々、抱負をぶつけ合うなど