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第446話 梯子 - 迷宮クソたわけ(イワトオ) - カクヨム
「なぁ、ゴールディ。こいつより上にあと何人いる?」 エランジェスはマルティルスという組織の上級幹部... 「なぁ、ゴールディ。こいつより上にあと何人いる?」 エランジェスはマルティルスという組織の上級幹部を足蹴にして背後に控えるゴールディに尋ねた。 五十代に差し掛かるかという年配の、マルティルスの顔は酷く腫れており、そのうえで鼻も潰れているために元の顔はさっぱり判別がつかない。 「あと、四人です。エランジェスさん。会長と副会長、それに理事長と幹事長が残っています」 妙な呼吸音を響かせるマルティルスをちらりと見て、ゴールディは応える。 凶暴さを売りにしていたマルティルスは、整った口ひげを蓄えており、常に不機嫌な目つきをしていた。 その冷たい視線にさらされるたび、ゴールディは尻の穴が冷たくなる思いをしたものだが、大勢に恐れられた眼はどこにあるものか、それさえはっきりしない顔立ちになっていた。 場所はマルティルスの私邸であり、周囲には彼の部下や用心棒だった連中の死体も転がっている。 冷酷で、凶暴なマ
2021/08/10 リンク