ポーランドでまた、吸血鬼の墓が発見される。ポーランドの民俗信仰「吸血鬼伝説」

吸血鬼が好む生息地といえば、ルーマニア中部トランシルバニアが有名であった。ところが最近では、吸血鬼ハンターはポーランドの北西部に向かうという。5月上旬、ここで吸血鬼の墓だと思われる物が発見された。 ポーランドで、吸血鬼のものとされる墓が発見されたのは初めてではない。2013年7月、ポーランドのグリヴィツェの建設現場で、ある考古学者たちが4つの切り落とされた骸骨を発見した。頭は足の間にあったという。 ポーランドにおける吸血鬼と民俗学 吸血鬼が実際に存在していたかどうかはともかくとして、これらの人骨は中世ポーランドの民俗学における吸血鬼伝説の解釈のヒントとなる。 この画像を大きなサイズで見る吸血鬼不死伝説：考古学者たちによる骸骨の調査 「吸血鬼伝説では、墓場に入った吸血鬼が、自分の衣服と肉を食べて復活すると言われている。」と、ロンドン大学で吸血鬼の授業を行っているティテュス・ジェルムは言う。中