熊谷両親殺害：最高裁が検察側の上告棄却 被告無罪確定へ | 毎日新聞

埼玉県熊谷市で同居していた両親を殺害し自宅に放火したとして、殺人と非現住建造物等放火罪に問われた長男、羽鳥浩一被告（４６）の上告審で、最高裁第２小法廷は２１日付で検察側の上告を棄却する決定を出した。菅野博之裁判長は検察側の主張を「上告理由に当たらない」と退けた。裁判官３人全員一致の意見。無罪とした１、２審判決が確定する。 被告は２０１１年３月１０日ごろ、自宅で首を圧迫するなどして父親（当時６８歳）と母親（同６９歳）を殺害し、翌１１日に灯油をまいて放火したとして起訴されたが、一貫して否認していた。

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"２審・東京高裁は、両親は殺害されたと認定しつつ「被告が自宅室内にいたとは限らず、犯人とするには疑問が残る」として無罪"