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古本夜話627 オットー『聖なるもの』とイデア書院 - 出版・読書メモランダム
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古本夜話627 オットー『聖なるもの』とイデア書院 - 出版・読書メモランダム
これは前々回の『神秘主義 象徴主義』を購入した同じ時代の話である。 ドイツの神学者ルドルフ・オット... これは前々回の『神秘主義 象徴主義』を購入した同じ時代の話である。 ドイツの神学者ルドルフ・オットーの宗教学の名著とされる『聖なるもの』の菊判の古本を買い求めたのは二十歳の頃で、読み出してみたが、訳文の晦渋さに阻まれ、通読できなかった。その同時期に『聖なるもの』が同じ山谷省吾の訳で岩波文庫に入っていることを知り、そちらでようやく読了した記憶がある。しかし元版はタイトルを書いただけで、古本屋の包装紙のカバーをつけたままにしておいたし、また岩波文庫にも元版の出版社名は記されておらず、どこから刊行されたのか、ずっと知らずにいた。 (岩波文庫、 久松英二訳) ところが最近になって書棚を整理していると、それが見つかったので、古くなったカバーを外してみると、荘重な趣きを備えた表紙が現われ、昭和二年にイデア書院から刊行された「基督教名著集」の第二巻だとわかった。第一巻のハルナックの『基督教の本質』はすで