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重井薬用植物園 | おかやまの植物事典
本種は、園芸店において、よく「フジバカマ」として販売されているものですが、日本国内の河原など湿っ... 本種は、園芸店において、よく「フジバカマ」として販売されているものですが、日本国内の河原など湿った草地に生育する、野生のフジバカマとは姿がかなり異なっています。当園ではこれまで、販売されているタイプの「フジバカマ」を、フジバカマ(野生タイプ) E. japonicum とサワヒヨドリ E. lindleyanum の間の自然雑種である「サワフジバカマ E. × arakianum」にあたるものであろうとして紹介していましたが、これはどうやら間違いで、2017年9月に発刊された「改訂新版 日本の野生植物5 ヒルガオ科~スイカズラ科」 p.367フジバカマの項には、「最近日本で栽培されるものは、野生の型に比べて葉の裂片が細く、上部の葉も全裂し、花序の枝がより急角度で斜上して紅色をおび、花色の濃い型で、これをコバノフジバカマ(ニセフジバカマ)と名付け、E. fortunei Turcz. の学名
2022/09/12 リンク