８１歳弁護士に退会命令 「業務をまともに遂行する意思がない」 大阪弁護士会 - MSN産経ニュース

依頼を受けた複数の事件を放置し、着手金の返還にも応じないとして、大阪弁護士会は３日、花村哲男弁護士（８１）に退会を命じた。花村弁護士は昨年１０月にも、別事件の放置を理由に業務停止２年の懲戒処分を受けており、同会は「弁護士業務をまともに遂行する意思がない」と判断した。 同会によると、花村弁護士は平成２１年３月、大阪府内の男性から自己破産手続きを受任し、着手金の一部として１５万円を受け取ったが、着手しなかった。 男性側は昨年１月、花村弁護士が高齢のため業務整理に取りかかったと聞き、領収書を提示して着手金の返還を要請。だが、花村弁護士は「（領収書は）自分の字と違う」と拒否した。 花村弁護士は同会に対し「事務員が勝手にやった」「何の依頼も受けていない」と懲戒理由を否定しているという。

[maturi]

　自浄

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「だが、花村弁護士は「（領収書は）自分の字と違う」と拒否した。」「花村弁護士は同会に対し「事務員が勝手にやった」「何の依頼も受けていない」と懲戒理由を否定しているという。」