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中部電力が静岡県に18年間ひび割れ情報伝えず 浜岡原発1号機の放射能漏れ - MSN産経ニュース
中部電力は19日、浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の1号機(廃炉措置中)で平成6年に発生した燃... 中部電力は19日、浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の1号機(廃炉措置中)で平成6年に発生した燃料集合体からの放射能漏れ事故をめぐり、破損した燃料の破損原因が、当初説明していた小さな穴ではなく、ひび割れだったと静岡県側に説明した。中部電はこの事実を、平成7年に把握。国には報告していたが、県や地元の御前崎市などには報告していなかった。 県はこの日の中部電側の説明で、初めて破損の原因が亀裂だったことを把握。県の担当者は、「ゆゆしき事態だ。昨日まで小さな穴だと認識していた。小さな穴とひび割れとでは、私たちの認識も異なる」と苦言を呈した。 中部電側は「燃料が破損した当時は穴だったが、その後拡大して亀裂になった。当時の公表基準では、県に公表する事象に当たらなかったが、現在だと県に説明する事案に該当すると考える。公表のタイミングを逸したことはおわびしたい」と話している。
2012/11/19 リンク