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「指の難病」主張の痴漢事件、再審請求を棄却 東京地裁 - MSN産経ニュース
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「指の難病」主張の痴漢事件、再審請求を棄却 東京地裁 - MSN産経ニュース
電車内の痴漢事件で実刑が確定、服役を終えた元小学校教諭の男性(71)の再審請求審で、東京地裁(細... 電車内の痴漢事件で実刑が確定、服役を終えた元小学校教諭の男性(71)の再審請求審で、東京地裁(細田啓介裁判長)は28日、「無罪を言い渡すべき明らかな新証拠はない」として請求を棄却する決定をした。 再審請求審で、弁護側は男性が指を自由に動かせない難病の「強皮症」だったとする医師の意見書を新証拠として提出し、「痴漢行為は不可能だった」と主張。これに対し、細田裁判長は旧証拠と併せて検討した上で「指に症状が出ていたとは認められない」と判断した。 男性は平成17年3月に西武池袋線の車内で女性の下半身を触ったとして強制わいせつ罪で起訴され、22年7月に懲役1年10月の実刑判決が確定。24年1月に仮釈放された。再審請求審では今年1月、地裁が非公開の法廷で元被告本人から事情を聴く異例の審理を行っていた。