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【世界文化賞】ザハ・ハディド氏(建築部門)妥協なき景観の流動性 - MSN産経ニュース
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【世界文化賞】ザハ・ハディド氏(建築部門)妥協なき景観の流動性 - MSN産経ニュース
ロンドンのオフィスでインタビューに応じる、建築部門受賞者のザハ・ハディド氏=イギリス・ロンドン(... ロンドンのオフィスでインタビューに応じる、建築部門受賞者のザハ・ハディド氏=イギリス・ロンドン(撮影:寺河内美奈) 以前は、前衛的なデザインが敬遠されたこともあったが、最近は大型建築が次々に完成。2004年には“建築のノーベル賞”といわれるプリツカー賞を女性で初めて受賞し、今や、世界で最も注目される建築家である。 イラク・バグダッドで、父親が実業家・政治家の裕福な家庭に生まれた。「毎年、夏の家族旅行で欧米の建築作品を見たことで、11歳ごろには本能的に建築家になりたいと思った」と振り返る。 ロンドンの建築協会で学んだ後、1980年に建築事務所をロンドンに設立。香港のプロジェクト《ザ・ピーク》(83年)のコンペで1位となり、過激な設計案は建築界に衝撃を与えた。 その後、バブル崩壊で頓挫した東京のビル2件も含めて実現しないプロジェクトが続いたが、「妥協は私のスタイルではない」と、従来の建築常識に