ｉＰＳ細胞から心筋を大量生産 慶大教授ら新手法 - MSN産経ニュース

さまざまな細胞に成長させられるｉＰＳ細胞（人工多能性幹細胞）から心筋細胞を大量生産する新たな手法を慶応大医学部の福田恵一教授らが開発した。従来法と比べて安全性が高く、重度心不全治療など再生医療への応用を加速する成果という。１６日付の米科学誌セル・ステムセル電子版に掲載された。 ｉＰＳ細胞から治療用の細胞を作る際には、目的の細胞になれず、がん細胞に変わる恐れがある未分化細胞を、効率的に除去する方法の確立が課題だった。 福田教授らは、細胞が通常、糖分からエネルギーを得るのに対して、心筋細胞は乳酸もエネルギー源にできることに着目。ｉＰＳ細胞を心筋にある程度分化させた後、培養液の栄養分を乳酸だけにすると、未分化細胞が数日で死滅し、ほぼ心筋細胞だけを作製できた。サルの心臓に移植すると正常に機能し、３カ月たってもがん化しなかった。 作製工程も単純で、培養液の価格も従来の約１％。福田教授は「質、量、コス

[fukumimi2002]

細胞が通常、糖からエネルギーを得るのに対し、心筋細胞は乳酸もエネルギー源にできることに着目。ｉＰＳ細胞を分化させた後、栄養分を乳酸だけにすると、未分化細胞が数日で死滅、ほぼ心筋細胞だけを作製できた。

[toresebu]

確かこの間のニュートンに載ってたな > ｉＰＳ細胞から心筋を大量生産　慶大教授ら新手法 - MSN産経ニュース